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魔法攻撃色々(仮)

教習所で卒検を受けて来た!!!

示威行為。自ら(個人より団体である事が多い)の意気込み、活動の勢いなどを示す事。

要するに、こいつに手を出したらヤバイ!!って思わせるあれだ。


国が「核を持ってます」とか、「軍を持ってます」ってやつだな。


オレに手を出したら軍が黙っちゃいないぜ!」


テロなんかの抑止力として使われる反面、持っちゃいけない国家が持つとテロそのものになる。

テロ国家というやつだな。

良きにつけ悪しきにつけ、それを持っているというだけで厄介なのは間違いない。



そんなヤバい相手に立ち向かう、というのも示威行為に入ったりする。


イマイチ、ピンと来ないかもしれないが、デモ行進なんかも該当する。

が、言っておこう。団幕を持って練り歩くデモ行進を思い浮かべた奴、正解だが、この場合は半分不正解だ。

特に体制側に対するデモと言うのは、あんな風に平和に行われるもんじゃない。


体制側と、そうでない者達とのぶつかり合い。

無力化と言って兵器を持ち出す事もあるし、血を見る事だってあるし、死者だって出る。

バトル。言ってしまえば闘争である。

催涙弾、その辺で販売されている催涙スプレーみたいに本当に涙が出るだけで済むと思ってんの??

後で批判されないように命だけは守ってるけど、失明の危険だってある。


それに立ち向かい、「俺達はやるぞ!」「黙っちゃいないぞ!」と示す訳だ。


閑話休題。


で、核だの軍だのを知らない人はいないと思うが、それがどれくらいヤバいかってのを知らない相手に「持ってるんだぜ!やばいぜ!」って言っても無駄だ。

脅される相手だって「よく知らなかったから襲い掛かって死にました」では堪らないし、脅す側だって「脅すだけのつもりだったのに戦争になりました」では意味が無い。

それを理解し、理解させるという所から始まる。それが教育だったり、放送だったりだな。


それを兼ねて行うが、これから行うデモンストレーションだ。

これで、俺達と敵対することが馬鹿らしいと思ってもらわなければならない。

さすがにメテオは無差別だし、下手をすればこの船や、ここからは距離があるから大丈夫だと思いたいが・・俺たちの乗って来た船も危ない。

だから、見た目のインパクトで炎系は最後にするとしても、メテオは使わない。

と、なると・・・最初は音と攻撃力の高さが売りの雷系の魔法だな。


森で試したら環境破壊もいいところだったが、これだけ生き物の少ない海なら色々と試せそうだ。


まずはニードル系と呼ばれる、最初に覚える威力の弱い魔法だ。

雷系だけは何故かニードルという単語が入らないが、覚えるタイミングや仕様経験値など、他のニードル系と全く同じなので、同じ括りになっている。


スキル:雷針弾(ライトニングボルト)


ニードル系は、連打が強みの単発魔法だ。

その中でも、雷系は最速、つまり手数で勝負する感じのスキルだ。

炎と氷は相手に着火やなどの状態異常を起こす変わりに、連打の効率が少々悪い。

大地は炎と氷と同じ効率で、何故か魔法ではなく打撃攻撃扱いという地味な効果だ。

目標物が無いのでやりにくいが、適当な場所にスキルを打ち込んだ後は、そこを目標に、点では無く面になる事を・・絨毯じゅうたんを敷くようなイメージで大量のスキルを打ち込んでいく。


結果、マシンガンも真っ青な効率を手に入れられたと自負している。


次は・・スキル:石針弾(ストーンニードル)は地味だし、というか、そもそもニードル系が地味だし、そこから抜けるとするか。

となると、ボール系で行くのが良いのではないだろうか。

ボール系は、狭い範囲魔法攻撃で、不人気魔法攻撃の1つだ。

その不人気さは範囲も威力も微妙で、そこそこのMPを必要とする、使い勝手の悪さからくるものだ。


だが、小舟が攻撃を受けた際、形状的にはどうもボール系の攻撃に見えたし、もしかしたらこの世界での主流はボール系なのかもしれない。

レベル200超えのステータスを見せつけるには、これが適切である可能性が高い。


とりあえず、一番地味なこいつだ。


スキル:岩石弾(ロックミサイル)


大地系だけは何故かボールという単語が入らないが(以下略)。

そして、やってみて思ったんだけど、岩石弾(ロックミサイル)やばい。

大体、そうだな。ドラム缶ぐらいに大きさの岩石が空中に現れ、落下速度というには不自然な加速で落ちて来る。

相手が海だから分かりにくいが、これ、船に向けたらどうなってしまうんだろうか??

派手に舞う水飛沫と揺れる海面に、頬が引き攣る。

これ、メテオもどきと名付けていいレベルだと思う。


スキル:雷苞弾(エレクトリックボール)

スキル:火炎弾(ファイアボール)

スキル:氷礫弾(アイスボール)


スキル:火炎弾(ファイアボール)の時に気付いたんだけど、・・というか、薄々気付いてはいたんだけど、デカくね?

バスケットボールくらいの大きさをイメージして、ぎゅっと小さくしてみたら、小さくはなったけど、なんか濃密になった感じがした。

威力を弱める事もできたから、やはりレベル差によるもののようだ。

敵がこんな大きさのを打って来なくて助かったと思いつつ、何も無い海面を蹂躙する。


補助キャラは、補助魔法の系統を伸ばしていのが定番があり、仮に攻撃魔法主体のキャラとして育てるにしても、使い出の無いボール系なんかは最大レベルまでは取らないのがセオリーだ。

メインキャラのレベルを超えさせるのは嫌だったので、経験値消化の為にスキルレベルを上げて置いたのが、こんなところで役に立つとは。


最後は、範囲攻撃のストーム系だな!


スキル:氷礫嵐(アイスストーム)


補助キャラを攻撃魔法主体のキャラとして育てる場合、ニードル系で単体を攻撃し、ストーム系で広範囲を薙ぎ払う、というのが定番だ。

手数が多いのが好きなら雷系を、追加ダメージを与えたいなら炎系を、敵の動きを鈍らせたいなら氷系を選ぶ。

もちろん、全部覚えても構わないが、それだけ経験値が必要になるので成長が遅れる事になる。

ちなみに大地系は魔法が効きにくい敵の為に覚える派と、そんなもん要らん派に別れる。

前者はソロ活動をしている人に多いが、パーティー行動推奨のゲームなので、圧倒的に後者の方が多い。

・・・話が逸れたな。


スキル:礫土嵐(アースストーム)

スキル:雷旋嵐(サンダーストーム)

スキル:火炎嵐(ファイアストーム)


俺は、少し時間を掛けて海面を凍らせて即席の流氷を作った後、それを壊し、砕き、跡形なく溶かして始末した。

これを放置して流氷で沈んだなんて事になったらシャレにならん。


俺がCC(キャラチェンジ)をして振り返ると、周辺にいた兵士達は露骨に距離を取っており、示威が成功した事を物語っていた。

が、ローグリアムは愕然とし、マリッサはやれやれといった感じで肩をすぼめた。


・・・やりすきた系?

落ちたーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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▽お知らせ▽

◆高頻度で最終ページ《(仮)タイトル》は書き込み中。
加筆・修正により、内容が倍以上増える事があります。
たまに前ページの内容を見て加筆する事もあります。

◆後追い修正の進行状況:現在152ページ。H.30 5/5

◆作者が混乱してきたので、時間がある時にタイトルに日数を入れます。
あとがきに解説も入れていくつもりです。いや、無理かもしれん。
がんばるー(棒読み)

▽ぼやき▽
3月には書き終えるつもりだったのに、5月になってもまだ序盤ってどういう事だ?
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