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結局ソロという事らしい(仮)

書き途中です。


書き進んだ途中で消える辛さを味わった今日この頃。


ダース8個入りってもはやダースじゃないよね?!ダースの形の同じ別物だよね?!?

小枝~極太10倍~って、もはや小枝じゃなくて枝だよね?!


どうでもいいところに八つ当たり気味に噛みつきます。・・・噛むぞ?

当初の予定では、前回を予行演習とし、今回は本番であった。

が、前回はシーサーペントという名の・・・アナゴ?ウツボ??を倒し、岩海老を倒した。

実は、討伐依頼はほぼ完遂しているのだ。


しかし、今回に向けて色々な準備を行ってきていたのも事実。

前回では色々と間に合っていなかったものが、今回はしっかりと準備されている。

物資だけではない。人員も確保してしまったのだ。

そうなれば、金を使って人手や物資を集めたギルドとしては、それを有益に使いたいと思うのが実情。

そこで、前回の後始末を含めて、その先へと繋がる調査をするのが、今回の目的となっている。


が。


「この前ので終わらせるべきだったのよ。」


というのがマリッサさんの弁だ。

何しろ、冒険者も職人も、身内以外を信用していない。

誰かが船から出て、俺を手伝おうとすれば「あいつが裏切り者だったら、このタイミングで船に何かするに違いない」という感じで、邪魔し合い、罵り合っているのだ。

そして、それが解決する筈もなく、勝手にエスカレートさせて殴り合いさえ勃発する始末。

正直、泥沼であった。


「おい吟遊詩人、なんとかしろ。」


「え、何その無茶振り?!」


眺めるどころか、喧嘩に声援を送ったり野次を飛ばしたりしていたアーディを捕まえる。

役に立たないのは許そう。だが煽るのはダメだ。エスカレートするし、迷惑だからな。


「こう・・心を穏やかにするような曲とか、楽しい気分になる曲とか、そういうのは無いのか?」


「無い、訳ではないけど・・。」


「じゃぁやれ。」


吟遊詩人は、TFFでは存在しない職業だ。

が、マイナーながらも他のゲームでは存在するし、吟遊詩人が存在するゲームではだいたい強い。

普通に考えて音楽でそんな便利だったり強かったりするのはおかしいのだが、そこはファンタジーだから仕方がない。

そして、この世界もファンタジーで吟遊詩人がいるのだから、魔法的な何かでなんとかなる。

きっと何とかしてくれる。吟遊詩人(職業)ならね。


「~~♪」


「音が小さい!」


軽快な音楽だが、このドタバタではBGMにもならん程の音量だったので、すかさず発破をかける。


「もっと!もっとだ!」


だんだん聞こえてくる。

この音楽は・・・配管工の赤いおっさんが桃姫を助けに行く時のBGMに雰囲気が似ているな。

確かに軽快な音楽なんだが、だいたい初見で即死するんだよな。

できれば鎮静系の曲の方がいいと思うんだが、どんな曲だと言われてもピンと来ないし、この雰囲気で沈んだ曲を流したら、雰囲気を戻すのが難しそうだから、これでいいのかもな。

赤いオッサンがブロックに突っ込んだり宙に浮いたコインを取りまくるゲーム・・そんな先入観さえなければ、いい選曲にも思える。

だが、俺にだけ聞こえても意味が無い。

何度目かの「まだ小さい!やる気あんのか?」の後、それなりの音量が部屋に鳴り響くようになった。


「「「「うるせぇ!!!!!」」」」」


「・・・・・。」


まぁ、怒鳴り声よりデカい音を目指したらそうなるだろうな。

助けを求めるとうなアーディの顔に、笑顔と立てた親指を見せた。


「いや、何だかわからないけど、そうじゃなくて何か具体的に助けを出してよ・・。」


まさか、アーディの口から「具体的に」なんて言葉が出てくるとは思わなかった。


「何か勘違いしているようだが、俺はお前を助けたりしないぞ。」


何しろ、ただの八つ当たりだからな。

普段の行いの結果だ、神妙に受け入れたまえよ。

しばらく、音楽を奏でたまま、顎を突き出して不服を顔中の筋肉を使って表現した後、音量を下げて去っていった。

楽器、仕舞わないのか・・。まぁ、アーディは本業が吟遊詩人だと言うくらいだから、演奏するのが好きなんだろう。

険悪な集団の中に入ってブツブツと音楽を響かせているが、まぁ・・そのうち効果があるといいなぁ。


「ま、結局のところ、船の人員の殆どを戦力として当てにできないと思った方がいい、という事よ。

まぁ、リフレは最初から、そんなものを当てにしているようには見えなかったのだけれども。」


そうなる訳である。

まぁ、この辺の街の人・・マリッサやアーディも含め、人員の多くが、おそらくレベルが高くない。

ぶっちゃけ低い。戦力外と言っては語弊があるが、死傷者はできるだけ出したくない。

低レベルじゃぁ出来る事は限られているだろうし、死亡したら近くの町に飛ばされてゲームが再開できる、ゲームの世界とは違うのだ。

自分が死んだ場合は例外、と考えるのは危険だし、試す勇気も無い。

幸いな事に、ゲーム内で購入した蘇生アイテムがあるが、ゲームと違う部分が多い現状、自分に都合のいいところだけゲームと同じシステムという事は無いだろう。

それでも、ゲーム内で手に入れたアイテムの効力が健在なのはありがたい。が、残念な事に簡単に作成できる代物ではないんだよな。

材料さえ集めれば何とかなるが、その材料集めが大変なのだ。


つまり、蘇生アイテムを作成できる目途が立たない限り、使ったらその分減るのみ。

在庫は潤沢にあるとはいえ、ホイホイと気軽に使っては、あっという間に無くなってしまうだろう。

それに、例えばシーサーペントに丸呑みされ、死体が持ち去られた場合、蘇生する対象がいないのだから生き返らせることができない。

そもそも、船の人員を戦闘に参加させるつもりは無かったりする。


まぁ、それは俺個人の考えであり、そんな訳にいかないというのがギルドの考えである。

それが破綻しましたとなっても困るのはギルドであって、俺自身はどうという事はないのである。

・・・マリッサさんは納得がいかないみたいだけどな。


さて、仕事だ。

予定が狂いはしたが、出来る事を出来るところまで、やるとしますかね。

ちょっとずつ保存してます。

タイトルが付くまでは下書きOF下書きです。


なかなか手を付けられてないのに、しおりありがとう!!


年末に風邪をひいて、まだ咳だけ引きずってます・・。

たかが咳。されど咳。

咳のし過ぎでゲロ吐くレベル。(※例えではなくマジで。)

右向きで寝れば眠れるようになっただけマシだけど、寝返りのたびに咳が止まらなくなって目が覚める。

誰か、切実に咳の止め方を教えてください!!!!!


しばらく週休3日の生活になりそうなので、早く体治して執筆したいです(@@;)

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▽お知らせ▽

◆高頻度で最終ページ《(仮)タイトル》は書き込み中。
加筆・修正により、内容が倍以上増える事があります。
たまに前ページの内容を見て加筆する事もあります。

◆後追い修正の進行状況:現在152ページ。H.30 5/5

◆作者が混乱してきたので、時間がある時にタイトルに日数を入れます。
あとがきに解説も入れていくつもりです。いや、無理かもしれん。
がんばるー(棒読み)

▽ぼやき▽
3月には書き終えるつもりだったのに、5月になってもまだ序盤ってどういう事だ?
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