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隠す神様。

作者: 賀原 石

このような感じの小説を読み、トテモ面白かったので自分なりにアレンジして描いて見ました、妖怪譚や、ちょっとしたホラーなどが好きな方や、暇な方は是非読んで見てください。

この物語の語り手、語る者の手はこの僕。

今では大学生になりたてホッカホカの男子。

血塗木(苗字)。

最近よく学校や、自分の身の回りで物が無くなるのでふと、今はきっと地獄にいるであろう叔母のよく言っていたことを曖昧ながら思い出したのでそれについて語ろうと思った次第。


それは確か僕が小学四年生という低い学年から高い学年、高学年になった時のことだった、僕はいつも通り家に帰り特にやることもなく。長々とした放課後を我が家で潰しまくっていた。そして、長々とした放課後も終盤に差し掛かり午後8時を回った頃、明日の学校の準備としていつもながら時間割表を見ながら時間割をしていたらふと気づいた。社会の教科書がない。

それを鬱陶しく思いながらも怠く自分の部屋を適当に探したが出てこない。だんだんとイラつきつつ、愚痴をこいていると、叔母が言った。「ないない様がお隠しされているだけだ。むやみに探すものではない。」

これが僕が冒頭で言っていた叔母の口癖という奴だ、「ないない様」って可愛らしい名前のくせになんて下劣な事をする奴なんだ、やはり神様たちも人間社会で言うキラキラネームの子がうざいようなのと同じなのだろうかと心中それで埋め尽くされていた気がする。

僕の叔母は歳で頭をやられたのかわけのわからん悪徳宗教に捕まり。若い人たちのお金(年金)をクソみたいな気怠い悪徳宗教法人という神様に貢いでいる。

そして僕は叔母がほざいている事を一切気にも留めず社会の教科書を探し続けた、が、家中満遍なく探しても出てこない。(途中叔母がうるさくてトテモウザかった。)なので、次の日は教科書なしで授業を受けることになった。そして翌日も。翌週も。来月も。一向に教科書は出てこない。いい加減母に教科書を買ってもらった。そしてまた、月日というか日時は流れ。

買ってもらって3日後くらいに家電がなった。

相手は僕のクラスの怖九おじくという苗字のクラスメイト(友達ではない。)の母からだった。

内容は「すみません。うちの子が御宅の息子さんの教科書を間違って持って帰ってしまってたみたいで、本当に申し訳ありません。」とのことだったらしい、

どうやら怖九くんが僕の教科書を間違えて持ち帰っていたらしい。まぁ、確か隣の席になったことがあったような気もする。そして電話のあった翌日僕の所有する社内の教科書が二冊になった。するとその日以降、

怖九は学校に来なかった、、

それがなぜなのかは知らないし、思い出せなかった。

と、こんなことがあった事を僕は最近思い出し、このように語る者の手として、語っているのだけれど、思考回路もそこそこ成長した今になってから思う事。

僕は結構昔のことは記憶に残っている方だけど、特に印象深かったこの話に関してはかなり曖昧にしか覚えていない。なぜ、あの時、怖九は学校に来なくなったのか、ひょっとするとこんな記憶でさえも隠してしまうのが「ないない様」なのだろうか、と、思う僕でもなくはなかった。

「ないない様」個人的になんか本当に妖怪や神様、どちらかと言うと妖怪にいそうな名前だと思いネーミングセンスが欠けるに欠けまくった名前にして見ました。まぁ、ネーミングセンスはともかくどうでしたか?少しはホラーっぽく何かを感じていただけましたでしょうか?そうであれば是非感想の方をお願いします。読んでいただきありがとうございました。

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