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雑文ラノベ「異世界はもうこりごりだ」  作者: ぽっち先生/監修俺
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世界征服を考える。何にするかはまだ未定

一言に世界の征服といってもその言葉の持つ意味は人によって、立場によって色々変わってくる。

一般的には武力による人民統治権の取得が思い浮かぶので良い印象はないかもしれないが現世でも企業によるある分野の独占牙城状態を征服と揶揄することがあるしね。

つまり「世界征服」=「世界一」と捉えてもよいらしい。

そして世界一には誰もが認め、称えられるものから、笑いながら「よっ、世界一!」と揶揄されるニッチな分野まで多岐に及ぶ。

当然俺が狙うのはニッチ分野だ。

願望としてはラブレターの数世界一とか告白された数世界一とかだと嬉しいのだけどアラン・ドロンには絶対勝てないからね。

あと間違ってもマラソンや格闘技での世界一は目指しません。仮に才能があったとしてもイヤです。


「スライム1万匹連続討伐とかはどうでしょう?」

俺が提案しくろが世界一認定委員会のサイトで確認する。

「それは東京都の○○○○がすでに20年前に達成しておるな。」

残念。くそっ、何してくれてるんだよ東京都の○○○○。しかも20年も前かよ。

「ではスキル上げ連続48時間とかはどうですか?」

「それも東京都の○○○○がすでに21年前に達成しておるな。」

そいつ、ゲーム以外にやることなかったのかよ。どこのボンボンだ。

「ネットゲーム空間連続72時間滞在はどうですか?」

「そのタイトルは東京都の○○○○が256時間という記録を出しておる。」

化け物か、そいつ。だめだ、ゲーム関係は全部東京都の○○○○がタイトルホルダーだ。

しかも絶対勝てない数値を叩き出している。

俺は諦めて他の分野を探った。


「自主作成小説200万字突破とかどうです?」

「全然足らんな。」

え~、200万字だよ~。原稿用紙5千枚だよ~。それで勝てないのぉ?

「現在の世界一は2億字で、しかも現在進行中じゃ。」

原稿用紙50万枚分!しかもまだ続いているのかよ!自主作成小説界のこち亀かよ!

「プロの方じゃないんですよね・・。」

「違う。世界一認定委員会の審査はほぼ完璧じゃ。」

ダメだ。この分野では勝てない。猛者が多すぎる。


「通学距離世界一では?」

「ダメだ。○○の○○○○が○○じゃ。歯がたたん。」

げぇ、しかも歩きかよ。すげー。

「図書室の貸し出し件数世界一では?」

「ダメだ。○○の○○○○が○○じゃ。足元にも及ばん。」

こいつ、実は古本屋に売っぱらってんじゃないのか。

「連続立ち読み時間世界一では?」

「ダメだ。○○の○○○○が○○じゃ。鼻で笑われるぞ。」

すごいな、よく血行不良にならないな。俺は5時間が限界だった。

その後も、俺が少しでも自慢できることで試したがくろの返事はダメだオンリー。

やっぱり世界一は甘くないぜ。

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