戦乙女（ワルキューレ）が眠る丘で

世界には２つの大陸、多数の国家があった。
その中で行われる戦争のお話。
少女は剣を取り、国を守り、誇りを捨て、その身を血で汚しても立ち続けた。
やがて戦乙女と称えられた彼女が眠る丘で、1人の少女は覚悟する。

『貴女の眠るこの丘で、貴女の名前を私が継ぎます。』

これは命をかけて守り抜いた1人の少女の物語。
彼女が守り、誇りをかけて戦い抜いたその丘で、新たな戦乙女は何を望むのか。

その果てに彼女は、何を得たのか。