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ヤンキー、ロボになる。  作者: 酷使夢想
1/3

始まりはいつもケンカ。

初投稿です。生暖かい目で見守ってください。

「ううおらぁ!」


掛け声と共に飛んでくる拳を難なくかわすと同時に

俺は時代錯誤なリーゼント頭をした眼前の男にボディブローを叩き込んだ。

うめき声を上げながら体をくの字に曲げた男に今度は頭を掴んで膝蹴りを炸裂させる。

鈍い音を残し、男は地面に倒れて行った。周りを見回すと同じような見た目の奴等が苦しそうに呻きながら地面に伏している。


その数は、、、えーと、7人。

で、目の前に悔しそうな顔をしながら突っ立ってるアフロ君が1人。こいつがリーダーだっけ。


「松岡ぁ、、、てめえ調子に乗ってんじゃねぇぞ!」


アフロ君がそう言いながら、ナイフを取り出す。ベタなヤツだね。


「別に調子に乗ってねーし。お前らが毎度毎度絡んでくるから相手してるだけだろ?

負けるとわかっててよくやるね、ドMですか?」


そう言いながら俺はスマホで時間を確認する。


「俺は今日用事があんだよ、さっさとかかってきてくれ、んで死んでくれ」


俺のその言葉でキレたのか、怒りの形相でナイフを構えたまま俺に向けて突っ込んでくるアフロ君。

バカか、そんなん刺さったらいてーだろ、血出ちゃうだろが。

時間がないので必殺の一撃を放つ事に致しました。


「俺式スーパーマグナム!」


俺はそう叫ぶと、突進してきたアフロ君にカウンターの要領で渾身の右ストレートを顔面にぶちかます。

え、名前がダサい?うるさいよ。


アフロ君は派手にぶっ飛んでいき、ゴミ捨て場と同化してしまった。南無。


さて、急ぐかね。そう呟いてから俺は目的地に向けて走りだした。

あーやばいな、ワクワクしてきた。

顔が自然とニヤつく。すれ違うおっさんに怪訝な顔をされるが気にしなーい。早く早く!



走ること5分、目的地に到着した。俺の目の前にある建物、そこに取り付けられた看板を確認する。


「おもちゃの伊集院」








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