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第9話

 わたしの現実は脳が見る夢。

 

 怠惰で保守的な、正常性バイアスの揺り籠で日々微睡む。

 

 判ってはいる。

 

 真実の世界は、些か以上にスリリングかつリスキーなのだと。

 

 目隠しをしてさまよっているも同然なのだと。

 

 ニュートン物理学が確定的に記述していた世界は既に、量子力学がダイスロールからなるランダマイザーの迷宮である事を告示してしまった。


 人の思念、意志は物理的に世界へ作用する事も、また観測されてしまっている、ちょうのうりょくはありまーす!、粒子の振る舞いを拘束する程度には。

 

 例えば、この日本。

 

 日、に、に、という呼び方はない。

 ヒホン、ニチホン。

 にほん、と呼ばせたいのは誰か、何故か。

 

 にほん、とはなにか。

 

 二本。なにの。

 

 地球の某国某所では、に、NHI、は従う、という意味となる。

 

 にほん、とは、書に従う、という意味、なんだそうな。

 

 書、The Book。

 

 聖書、である。

 

 更に、二本。

 

 新旧二つ、新約聖書と旧約聖書の二つの書に従う国、というダブルミーニング。キリスト青森伝説、はともかく、景教と聞けばティンとなる人もいるだろう、空海と一緒にG先生に聞いてみればいろいろ符号する情報がざくざく、日本にいう、世間、の正体もあ、察し、となる。


 そのりくつはおかしい。

 

 この国にキリスト教徒なんて数える程しかいない筈。

 

 日本人にとっての聖書とは?。


 無論、記紀神話、である。


 日本書紀、古事記がそれぞれ、旧約、新約聖書を基に編纂された。


 捏造された歴史(二本)に則って、

 歴史の歴とは、 林+止+厂、

 林である二本の木を止め隠蔽した、

 この二本の木は、聖書の旧約・新約で、記紀に捏造・創作された。

 

 まとめると、

 

 日本とはニツ本、聖書に聞き従う国であり、また2つ本とは新約旧約の2つの聖書の国というダブルミーニングで名付けられた国であった。仏教と神道という2つの国教で人民が恭順化、マインドコントロールされた国でもあった。

 

 どこが無宗教国家だって?責任者出て来い。



 実際的にもベルベットファシズムの首領である。

 

 ユダ族の紋章

 ヘッセン・カッセル

 ロスチャイルド

 エジンバラ

 英国エリザベス

 

 皇室

 

 並べて眺めて見ればどれ程血の巡りの悪い贄であっても如何程かの感慨は生じるのではあるまいか。

 

 米国開戦直前の御前会議の席上。

 

 

 よもの海みなはらからと思ふ世になど波風のたちさわぐらむ



 天皇は大元帥でもある。この明治天皇の歌を読みあげたということは、あきらかに戦争不可、外交努力をいっそう推進せよという意志の表明であろう。ところが、この国は戦争の道を選択した。天皇の意向を無視するがごとくに。そこに何があったのか。開戦に突き進んでいた陸軍関係者は、昭和天皇が提起した明治天皇の平和愛好の歌、それは戦争の回避を意図するものであったが、いくつかのこの歌の解釈をめぐる論を参照することによって、まんまと開戦への裁可と読み替えてしまったのであった。

 

 あらひとがみ。

 

 天皇は戦前、人の姿をした、神、だ。

 統帥権干犯問題だって、それだ。

 

 おまえらぜんいんくび、せんそうだめ、ゼッタイ。

 

 この一言で済んだのである。

 

 

 畏れながら陛下、米国と開戦するは敗北必至にございます。

 そうは云うても、彼の国の後ろ盾でシナも全く片付かんではないか。

 

 開戦の、天皇の決意を誰も止められなかった、これ以外の真相はあり得ない。

 

 尊皇の東條が墓の下まで持っていったのも、東京裁判での戦犯の基準もこれだ、真相との距離、情報量に応じて格付けされ、戦後処理は粛々と遂行されたのである。

 

 なーにもう反GOD派確定なのだ、このくらい些事である。

 

 贄、というのは本作のフィクションだが、あんたらいや我々にはちゃんと別名、蔑称が存在する。

 

 ゴイム。

 

 此一門にあらざらむ人は皆人非人なるべし。

 

 人権、なんてものを法でもって保障されねば逝き死にも儘ならぬ我々、は、つまりそれを保証する立場の存在とは違う、そういうことだ。

 

 にんげん、せいぜいあたまはいきてるうちにつかおうぜ、な。



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