エッセイ ラーメン考
薬剤師である作者個人の化学的観点からみたラーメンとは
ラーメンは爆発する。それは、口の中で、頭の中で。 スープが火薬で、麺が導火線だ。 スープに絡んだ麺をまさぐりあって、味を堪能する。 すると頭の中で快楽の脳内伝達物質であるドーパミンが過剰に分泌される。 ラーメンは麻薬でもあるのだ。 また麺をすする作業によって、爆発の着火点を作業でもある。
なぜラーメンなのだろうと考えてみる。 色々と理由は思いつく。 スープのバリエーションの多さ、日本独自の麺文化、数々あるが、確かなのは、スープと麺のケミストリーと、その二つが口の中でスパークする事によってもたらされる、「脳汁ドバドバ状態」だろう。
ラーメンは爆発する。 皆様も体験して欲しい。 中華そばでもよいし、人気のラーメン店でもよい。 私見だが私は市販の【サンポー焼豚ラーメン】を推す。
理由を述べたいが余白がない。
サンポー焼豚ラーメンは、豚骨ラーメンのなかでも、スパイスが美味い。そしてコスパ。100円ちょっとで買える。そんな感じ
