36話 鑑定
評価、ブックマークありがとうございます!!!
大変遅くなりました!本当にすいません!!
精霊石とはこの世界において、とっても大事なキーアイテム。
まず精霊石とはどんなアイテムなのかを説明しないといけない。
精霊石は簡単に言うと自分の得意ではない属性を底上げするためのアイテム。
俺が火の精霊石をアイテムとして持っていたら初級が中級になる。
つまり、どの属性も使えないジュリアが最低でも初級魔法を使えるようになるチートアイテム!!
これがあれば、光属性であることを誤魔化せる!
それで、多分だけど魔石も同時に使うことができれば、中級までもしかしたらいけるかもしれない。
これはまだ、実験もできてないし憶測だけど。
とにかく!精霊石が存在するのはわかった。
どうにかして手に入れないと……。
精霊石を手に入れるためには、いくつかの条件をそろえないといけない。
まず一つ目は、場所、この場所はランダムに現れるため、一度行ったからといって同じ場所に出現するなんて思ってはならない。
ちなみにこの場所のことは、精霊の洞窟と言われていて本当に精霊が場所を隠している。多分いわれは精霊石からだと思うけど、いいえて妙だよね。
二つ目はどの属性かの上級持ちを、三人以上連れていること。
これはアイテムの種類を決める大切な選択なんだ。
精霊石の種類が固定されていないと使いこなすことはできない。
あの鑑定盤の精霊石は、固定をしていないから、どの属性かの鑑定に使えるだけ。固定をしないのはあえてなんだろうけど。
だから鑑定盤は、精霊石の本来の使い方ではないはず。
魔法の上級持ちが精霊の洞窟に入ると、魔力の影響なのか、洞窟に入った人の属性の種類が精霊石として出てくる。
魔力が多ければ多いほど影響が強くでるから、ステータスが均等になるようにしていないと欲しい属性の出現率がぜんぜん違ったんだよね。
んぐぅ。
ゲーム内容を思い出して、お口がキュッてなる。
いかんいかん。今は条件を思い出さなくては。
3つ目は……3つ目は、光属性の者がパーティーメンバーに絶対に入ってること。
ジュリアを危険に晒さなくてはいけないという、条件。
これが一番辛いなぁ。
でも、もっと辛い選択をさせないためにも万全の態勢で臨もう。うん。
まずは洞窟の場所を見つけることが急務だけどね!
見つかんないんだよねー!これがー!
「ユン。大丈夫か?」
ずっと精霊石を凝視していたみたい。
めちゃくちゃみんなに見られてる!
やだー!恥ずかしいー!
「大丈夫です。」
「ならいいが。精霊石を見つめて動かないから何かあったのかと思ったよ。」
えっ、そんなに動かなかったの俺。
「すみません。精霊石なんて珍しいもの初めて見たので、つい…。」
「あぁ、そうだね。この大きさの精霊石は手に入らないからね。
持っているとしても、教会か王族くらいではないかな。」
「そんなに貴重なんですか?」
「貴重だよ。国が動くくらいね。」
「国が……。」
「そう。だから教会が貸し渋っていたし、私が持ってくることで、無理矢理要求をのませたんだ。」
「そうね。普通は無理よね。
私もあの教会がよく貸したと思ったわ。」
父上と義母上がアハハウフフと笑っている。
教会の信用度って……。
あれ?でもうちの領地の教会は領民ともフレンドリーだよね?
んん?
「さて、それじゃあ、緊張もしなくなったみたいだし、鑑定をおこなおうか。」
「あっ、はい!」
とりあえず今は、自分のことをしっかりやろう。
□□□□
「やり方は簡単だよ。
まず、この透明な石のほうに手を置き、魔力を練る。あとは暗唱するだけ。
簡単だろ?」
父上が俺とジュリアを見る。
「印は関係無いのですか?」
「属性鑑定にはね。
印までやったら、魔法が発動してしまうだろう?」
「そっか。そうですよね。」
なるほど、なるほど。
「それじゃあ、ユン。やってみなさい。」
「はい!」
まず、石に手を置く。
次に魔力を練る。
さて、何の属性を鑑定しようか……。
…ここは判りきっているアレでいくか。
「大地よ我に力を……。」
あっ!ここから先の暗唱っているのかな!?
一瞬、どうする!?って考えてる間に、小中大の石がどんどん光っていく。
「おおおおお!」
「うん。やっぱりユンは土魔法上級だったね。」
「はい!」
暗唱はアレでよかったみたい。
セーフ、セーフ。
「じゃあ、次、いきます!」
次は水!母上の属性だって言ってたから。
水は、どれくらいの適性があるんだろう。
手を置いて、魔力を練る。
「水よ我に力を。」
パァーッ
あっ、今度は中くらいの石まで光った。
「うん。水魔法は中級だね。」
「お母上様の遺伝でしょうね。
これで、上級と中級一つづつですね。」
ジェームスが言う。
やっぱり遺伝は強いんだね。
「次ー!」
「ユン。一回休憩を挟んだほうが良いのでは?」
義母上が言う。
……え?なんで?
「えっと、なぜですか?」
首をかしげながら聞くと、義母上は困った顔をしながら頬に手を置き、俺と同じように首をかしげる。
「なぜって……。
二回も連続で魔力を練っているんです。子供の体には負担が大きいはずです。
そろそろ疲れてきているでしょう?
そんなに無理して連続で鑑定をしなくても大丈夫ですよ。
鑑定盤は貸し出していただいているのだから、時間はたっぷりとありますからね。」
……俺、今お口キュッてなってる。
後ろにいるジェームスと、目の前にいる父上を見ると、あっ!て顔をされた!!
「あー……義母上。俺、疲れてないんです……よ…ね…。」
「……そうなの?」
「はい。お気遣いありがとうございます。」
「あー…すまない。ミアに言い忘れていた。
ユンは魔力量が、かなり多い方だと思う。
魔力量は鑑定できないからわからないが、魔法を使う量や時間を考えると、かなりの魔力量だと思うよ。」
「そうなのですか?それなら、良かったわ。
ユンが疲れているのに、無理に鑑定をしようとしているのではなくて安心しました。」
「義母上……。」
やっ、やっさしいーーーー!!
めっちゃくちゃ良い母!!本当、最高!!
好き!!
「お心使いありがとうございます!
次の風魔法の鑑定を終えたら休憩させていただきます!」
「?なぜ風魔法の後に休憩を?」
「……火魔法が苦手だから、ワンクッション置きたいんです。」
言わせないで!!!
読んでいただきありがとうございます!!
感想いただけたら嬉しいです。
少しでも面白いと思ってくだされば、評価、ブックマークをポチっとよろしくお願いします。




