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34話 プリン作り

評価、ブックマークありがとうございます!!!



「アルー。おまたせー。」


「大丈夫ですよ。

ぼっちゃんに言われてた道具と材料は用意しています。で、今回はどんなものを作るのですか?」


アルストロが楽しそうに聞いてくる。


「今回はデザートです!」


そう!プリン作りスタートするんですよ!


プリン、プリン、おいしいプリン!


ちなみに俺は軟らかいプリンよりも、昔ながらの硬めのプリン派。おいしい。


でも今回は普通の硬さで。


アルストロが用意してくれた材料を確認する。


卵、牛乳、砂糖、ボール、茶こし、ココット型の器。以上。


うん。かんたん、かんたん。


「さて、今回作るデザートはプリンです。」


「プリン?」


「そう!行程はとってもかんたん。

材料を混ぜ合わせて、こして、蒸せばできあがり。」


「簡単ですね。」


「ね。かんたんだよね。

じゃあ、作っていこー!!

まず、プリンに使うカラメルソースとプリン本体の液体を作ろうと思います。」


「「「「カラメルソース?」」」」


あっ、そこから?


「カラメルソースは砂糖で作ったほろ苦いソースです。

今回はあんまり苦くはしないけどね。」


「「「「苦いソース…。」」」」


「苦いソースがお菓子に合うんですか?」


アルストロ


「お菓子は甘いのが基本っすよ?」


レン


「苦いならお菓子じゃないんじゃないですか?」


プラント


「えっ、不味そう。」


モーグ


……よし。モーグのプリンはなしの方向で!


「苦味があるから甘さが引き立ってさらにおいしくなるんだよ。

今の首都で流行ってるお菓子はただの砂糖のかたまり。

あんなものをお菓子とは呼ばない。

あと、モーグは食べなくて良いから。」


「「「「辛辣。」」」……え!?」


「さぁ!はりきっていこーー!!」


「えっ!?ぼっちゃん!?」


プリン作りスタート!


え?モーグ?そんな人は知らん!




□□□□



土下座で謝ってきたモーグを許し、プリン作りをはじめる。


「とりあえず、砂糖と水を鍋に入れて火にかけて溶かしてくれる?砂糖が茶色くなってきたら、火を止めて水を入れてね。あっ!水を入れるときすごく跳ねるから気をつけてね!」


「色の加減は?」


「う~ん。今回は飴色くらいでいいかな。」


「わかりました。レン、カラメルソースを作れ。」


「はいっす!」


「カラメルをレンが作ってる間に、本体の液を作りまーす。

まずは砂糖と卵をいれて混ぜまーす。」


ボール、ボールはっと


「俺が作ります。」


「そう?よろしくねアル。

ボールに砂糖と卵を入れて混ぜまーす。」


「はい。」


「混ぜ終わったら、ゆっくり牛乳をそそいでさらに混ぜ合わせまーす。」


「はい。」


「もう一つのボールを用意して…。

こっちのボールに茶こしで液体をこしていきまーす。」


「はい。」


「二、三回くりかえしまーす。」


「はい。」


「以上です。」


「はい?」


「以上です。」


「……速いですね。」


そうなんだよ!速いんだよ!準備までの行程が!


プリン作り始めます。からの、以上で準備は完了です。までの行程がとってもかんたん。


まぁ、プロはここから試行錯誤していろんなオリジナルを作り出すんだろうけど、俺は素人。


手作りでおいしければ、それでいいのです。


「あとは用意したココット型にカラメルソースを入れてから、そっと液体を入れて、フライパンで蒸して冷やせば完成。」


「じゃあ、レンのカラメルソース待ちか。」


レンを見ると、ジッと鍋を見つめてカラメルを煮詰めていた。


あれって色のタイミングけっこう難しいんだよね。


思ってたより色が薄いとサラサラのカラメルソースになるし。それはそれでおいしいけど。


あと時間がかかる。煮詰まったかなって思ってもけっこう色が薄かったりするんだよねー。


カラメルソースが有るのと無いのでは味が違うから、俺的にはカラメルは必需品!


だから応援するよ!レンがんばれー!




「うわぁ"ーーー!!」



カラメルに思いをはせてると、レンの絶叫が響いた。




□□□□


「だから言ったじゃん。跳ねるよって。」


「はい。」


水を入れたら急いで混ぜないといけないのに、後ろにこけたレン。


アルが急いでフォローしに行ったから、カラメルは無事に完成はした。


「もぉー、怪我しなかったから良かったけど、気をつけてね。」


「はいっす。」


「あと、もう一回手を洗って。」


「はいっす。」


「お前、今日はソース作り担当な。」


「ぅえ"!?……はいっす。」


アルストロの発言にしょんぼりするレン。


跳ねたのがよっぽど恐かったんだろうな。わかる。


俺も初めてカラメルソース作ったときは逃げたもん。


恐いよねーーー。


でも料理人が恐がってたら大変だから、免疫つけるためにもガンバ!!


心の中で応援しつつ、プリン作りを再開したのだった。



□□□□



「カラメル入れまーす。液体入れまーす。

お湯は沸いた?」


「はい。」


「お湯に器を入れまーす。蓋しまーす。

弱火で十分蒸しまーす。」


「十分ですね。」


「うん。その間に邸のみんなの分も作っとこうか。」



□□□□



「十分経ったので、火を止めまーす。

そのまま十分放置しまーす。」


「十分放置で出来上がりですか?」


「うん。でも冷やしたほうがおいしいから、粗熱をとったら冷蔵庫で冷やすといいよ。」


「わかりました。」


「冷やして固めたら、生クリームとか果物で飾りつけてもいいと思うよ。

でも今回はプリン自体を食べてもらいたいから、このままでいいからね。」


「はい。」


「じゃあ、俺は行くから。

ジュリアとの約束だからね。速く行かないと。


……後はよろしくね。」


「はい。お任せください。」


アルストロは苦笑するようにして頷いてくれた。


うん。後は皆にまかせた!!





では、行ってきまーす!




俺はジュリアの待つサロンに向かった。




補足:砂糖は領内でなら、ちょっと高いけど手に入るようになりました。




読んでいただきありがとうございます!!


感想いただけたら嬉しいです。


少しでも面白いと思ってくだされば、評価、ブックマークをポチっとよろしくお願いします。

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