23話 初級魔法とは?
評価、ブックマークありがとうございます!!!
誤字報告ありがとうございます!修正しました。
今回ちょっと短いです。すみません。
「あっ、できたー。」
えっ?
「ちょっ、お前、マジか。」
「えー。ペンテスまだできないのー?」
「うっせぇ!」
なんか二人してギャンギャン言ってる。
「え、なにしてるの?」
「いや、ぼっちゃんのやった魔力循環てやつを、試してみたくなって……。てか、ムッズ!!」
「あはははは。すごーい。体中ポカポカするー。力がみなぎってくる感じがするー。」
「お前っ、ほんとっ、そういうとこっ!!」
……これが、天性の才能ってやつか。
俺、三年近くかかって習得したのに……。
シトリス。おそろしい子。
いや、ほんとに。
□□□□
「んー…、この感覚で、魔法使ってみてもいいですかー?」
「でしたら、ウイングをお願いしてもよろしいでしょうか?
ぼっちゃまのお手本としてお願いしたいのですが」
「おっけーでーす。
じゃあ、ぼっちゃん見ててくださいねー。」
ペンテスのことは気にしないのね。二人とも。
まぁ、ペンテスも一人で唸りながら頑張ってるし、邪魔しちゃいけないな。うん。
「あっ、そうそう、ぼっちゃん。
訓練場は好きに使っていいんですけどー、絶対人のいる方へは魔法は向けないで下さいねー。
万が一のことがあってー、怪我でもしたら大変ですからねー。」
「うん。わかった。」
「人が沢山いるときはー、森に向かって撃ってくださーい。
万が一があっても、訓練場が広くなるだけですむんでー。」
家の訓練場が広いのはそういうことか!!
やりたい放題訓練したら、広がったパターン!
一辺境領地にしては、訓練場広いよな~。
くらいにしか考えてなかったよ。
「じゃ、やりますねー。」
シトリスは左手を握ると前に突きだ「ストップ」
出す前にジェームスに止められた。
「シトリス。ぼっちゃまへのお手本だといいましたよ。」
「あれー?」
「簡略ではなく、きちんとした印の結びからお願いします。」
「あー。そうかー。すみませーん。
ぼっちゃんもすみませーん。
もう一度、印から結びなおしますねー。」
「うん。お願いします。」
やっぱりあれ、簡略印か!
ジェームスだけじゃなくてシトリスもできるんだ。
だと思ってはいたけどね!
シトリスほどの戦闘狂ができないわけないもんね~。
うん。知ってた、知ってた。
てことは、ペンテスもできるのかな?後で聞いてみよう!
「シトリス、風魔法いきまーす。」
そう言うと、祈るような形に手を組んで親指以外を外し、手を前に突き出す。
突き出すようにした両手は親指だけクロス。
あれだ、ジャンケンのパーを両手で作って親指だけ合わせた感じだ。
「風よ我に応えよ。ウイング」
シトリスが魔法暗唱をした途端にフワリとした風が、
ドンッバキッパキパキパキドゴンッ
風……が?
「「「「……え?」」」」
訓練の奥にある森に続く木々が何本か倒れ、砂煙が舞い上がっていた。
「シトリス?」
「誰がウイングボールを撃てと言いましたか?」
「……おい。」
「えー?ボク、ウイングしか撃ってないよー。
ていうか、暗唱も印も風の初級魔法のだったでしょー!」
「「「…確かに。」」」
「でしょー?」
「え、じゃあ何であんなことになってるの?
ウイングって俺が知らないだけであんなに強くも撃てるの??」
それともシトリスの魔力が強いの!?
えっ、魔力強いとあんなことになるの!?
魔法は初めて見たからわからない!!
誰かーー!教えてーー!!
「ぼっちゃま、ウイングはあくまで初級です。
魔力が強くても、弱くても、同じ強さにしかならないので平民にも扱える魔法なのです。
あのような木を薙ぎ倒せる初級魔法などありません。」
「だよねー?」
えっ、じゃあ本当に何がおこったの??
読んでいただきありがとうございます!!
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