17話 忘れてた
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今回ちょっと短めです。
結果的に、叫んだことによりジェームスを召還。
「ぼっちゃま!?」って血相変えてどこかから現れました。
何処にいたのジェームス。いや本当に。
いきなり目の前に角ぐまが現れてビックリ。
ちなみにこの角ぐまは生きた角ぐまではなく、もうお亡くなりになっている角ぐまを解体するために運んでいたらしい。
警備隊のルークが俺がキョロキョロしているのをみて、声をかけてくれたっていう。
こう、上に持ち上げて運んでいたから降ろしたタイミングで俺が振り向いたという。
……タイミング!
これ、あれだ。もうちょっと落ち着いて対処できるようにならないとやらかすやつだ。
こうして俺は冷静沈着と言う言葉を深く心にきざんだのだった。
それはさておき、ルークに大声をだしたことを詫び、探し人はジェームスだと伝えて作業に戻ってもらった。
ビックリさせてすみませんと謝られたけど、こっちがかってに驚いた事なんだから謝らないでほしい。いや、本当に。
□□□□
さてさて、ジェームスにペンテスからの報告と魔法の実験をするための許可。あと、魔石の使用許可を取るためにはどうすればいいかと聞いて、義母上の書斎に連れてこられました。
そうです。今俺は義母上が普段仕事として使っている書斎に来ています。
それで、目の前に義母上がいるんだけど……。
頭抱えています。
え?なんで?
「義母上、具合でも悪いのですか?
あまり無理はなさらないでくださいね。
辛いようでしたら、休んでくださっても大丈夫ですよ。
我が家の使用人達は皆優秀ですからね!
一日くらいなら、義母上が休みを取っても問題ないかと。
それに、俺もお手伝いしますし!」
負担にならないように笑顔で告げれば
「元凶が何を言っても火種にしかならないような気がする。」
ボソリと呟かれた。
え?なんて?
「なんですか?義母上?」
「なんでもないわ。私なら大丈夫よ。
それよりも、なにか用事があったのでしょう?なにかしら。」
「あっ、そうです。ペンテス達が後で詳しくは説明してくれると思いますが、大雑把な種族分けで魔獣のどの部分に魔石があるか等がわかりました。」
「ええ、だいたいの事はジェームスから。
それで?」
「すでに聞き及んでおりましたか。さすがです。
それでですね。狩ってきた魔物の素材をどうするかというのは義母上達にお任せして。」
「お任せして?!」
「魔石の実験をさせていただきたいのです。」
「スルー!?…って、え、魔石の?」
「はい。魔石を使うと魔法にどのくらいの影響が出るのかなど、国に報告するにしても何もわかりませんでは通用しないと思いますので。
でしたら、我が領地でさっさと調べあげて報告書なり何なりと提出した方がはやいのではと。
それに、まだ国に知られていない今のうちならやりたい放題できるかなーって。な~んて…」
「確かにそうかもしれないわね。」
「でしたら、魔石の使用許可をいただけますね!
ありがとうございます!」
よし!これで実験し放題だ!!
「何か…勝手に決定事項みたいになってるけど、まぁいいでしょう。ユンの好きなようになさい。」
「ありがとうございます!」
「ただし!ジェームス、それと、騎士団のペンテス、シトリスを側において実験すること!
いいわね?」
「はい!」
「まったく。
ジェームス、そういうことだからお願いね。」
「かしこまりました。」
やった。これで魔石によってどれくらいの規模の魔法が使えるのか試せる。
楽しみーー!!
「あれ?」
はたっと気付いた。
というか、何で忘れてた?とおもうようなことを思い出した。
「義母上、ジェームス。」
「何かしら?」
「どうかなさいましたか?」
「俺の魔法属性って何?」
ジェームスも義母上も目をキョトンとさせている。
いや、俺ゲームでは土属性でやってたけど、この世界でのサンシュユンでは魔法鑑定してないから自分の属性をまだ把握してないんだよね。
「「あっ!」」
あっ、やっぱり二人とも忘れてたんだ。
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