9話 いざ、魔石探し
評価、ブックマークをいつもありがとうございます!!!
更新遅くて本当に申し訳ない!!
注意 作品内に動物(魔獣)の解体シーンがあります。
軽い描写だとは思いますが、苦手な方は注意してください。
結果として言うと、ただいま魔物退治に行くため森の中です!
いえーい!!
いや~、魔物退治に同行するための許可取りの説得に十日もかかっちゃったよ。
まぁ、当たり前なんだけどね。
今回の俺の討伐参戦に義母上大反対。
ついでにジェームスも大反対。
なんでさ……。
俺、十歳だけどそこそこ腕には自信があるのだよ?
それに、俺がいないと魔石の取り方わかんないだろうし。
魔物を倒しただけでは魔物自体が消えてしまう。
だけど、消えるまではおおよそ三十分間は猶予がある。
つまり、この間に魔物に何らかの事をすれば魔物自体が消えなくなる。
その"何らか"とは何か……。
まぁ、答えは簡単なんだけどね。
魔物の体内から魔石を取る。
たったそれだけの事。
だけど、この事実に誰一人として気付いてない。
ゲームのシナリオがそうなんだから仕方ないことなんだろうけど。
俺があと数年したら、怪我を負いながらも魔物を倒し魔石の取り方が解るっていう設定だしね。
それが切っ掛けで領地が潤うんだから、俺はかなりの大発見をしたことになるよね。
てことは、どのみち俺が発見する事なので少しくらい早まっても無問題!!
よーし。待ってろよ魔物共!!
俺の剣技が火を噴くぜ!!!
□□□□
修正します。
俺は弱いです。
ごめんなさい。
あー!!もー!あーー!!
ワイルドボア程度倒せないとか
もー!!あーー!!
よっし。気持ち落ち着いてきたぞ。
まさかの角うさぎ二羽からのワイルドボア。
大きさ的には馬くらいかな?
だいぶ大きな"イノシシ"ちゃん。
無事、一緒についてきてもらっていた騎士達に退治してもらって、今は休憩中。
+ジェームスにお説教をいただいております。
はい。
「本当にすみませんでした。」
「…本当にわかっておられますか?」
「はい。もちろんです。」
いや、本当に反省してるんだよ?
ちょーーーーーっと角うさぎ二羽倒せたから調子に乗っちゃったけど。
ワイルドボアには吹き飛ばされたからね!
まだこの体じゃあの大きさには無理だったわ!
反省。反省。
しおらしく「ごめんなさい。」と言っていると「だいじょうぶですよー。」と横から助け船が出された。
「われわれ騎士達が一緒にいるんです。
ぼっちゃんに怪我なんて負わせませんよー。」
このちょ~っと間の抜けた話し方をする男は、これでも家の騎士団で序列二位をはる腕の持ち主。
しかも顔も整っていて、巷じゃ王子様とまで言われるキラキラオーラの持ち主である。だが、戦闘狂であり剣を持つと人格が変わるというちょっと嫌なオプション付き。
「シトリスーゥ。」
「そうそう。怪我なんてさせたら、俺達が団長に怒られちまいますからね。
何のために付いていってるんだ!!ってね。」
「ペンテスーゥ。…ご迷惑をおかけします。」
「ははっ。良いってことよ!
それより、ぼっちゃん。痛いところとかは無いですかい?」
「うん。大丈夫。
吹っ飛ばされた所をペンテスが受け止めてくれたから傷一つ無いよ。」
「そうかそうか。それはよかったです。」
そう言いつつ頭をガシガシと撫で回してくるのは、兄貴肌ぜんかいのマッチョな漢。
マッチョと言ってもボディービルダーみたいな"みせる"筋肉じゃなくて、闘いとか訓練で自然と身に付いた"実用的"な筋肉マッチョ。
いいなぁ。筋肉。
俺ももう少し真面目に剣術を磨かないとなぁ……。
……はっ!違う違う。今は筋肉を羨ましがってる場合じゃなかった。
ジェームスのお説教と、みんなの休憩はここまでにしてもらって!
「さて、魔物の解体といきますか!」
俺は張りきって本題にむかいたいと思います。
ジェームスの"まだ説教は終わってませんが?"目線はスルーだよ!!
□□□□
退治した角うさぎとワイルドボアを並べて。
「まぁ、簡単に言ったら、頭か心臓付近に魔石があると思うから、解体して取り除いてほしいんだけど…。
できる??」
指差しながら言う俺。
目をしばたたかせる騎士達。
えっ、もしかしてできない?
「え……できないの?」
えっ!どうしよう。俺、まだ解体方法なんて教えてもらってないんたけど!?
ビックリしている俺をみて我に返ったのか
「「いやいやいや!できます!できます!!」」
二人で高速全否定。
「あ~、よかった~。ビックリさせないでよ!」
どうしようか一瞬本気で考えこんだじゃん!!
「いやー、だって……ねぇ?」
「なぁ?」
「え、なに?」
「あー……いえ、何でもないです。
ところで、本当にそんな簡単な場所に魔石があるんですか?」
「……あるよ?」
たぶん。
「ほらほら、タイムリミットは倒してから三十分しかないんだから!もう十分は立ってるんだからね。」
主に俺へのお説教で。
「早く解体しないと魔物が消えちゃうよ!」
「おお!そうだった。
じゃあ、先にぼっちゃんが退治した角うさぎ解体しますね。」
「うん。お願い。」
言うがはやいかペンテスは角うさぎの耳をむんずと捕まえて首をスパーンと……。
うん。R-18Gだな……これ。
「普通の兎の解体なんかでも頭が付いてると解体しにくいし処理も大変、にもかかわらずたいして値段も上がらないんですよ。
それよりも、尻尾を残しておいたほうが良い値をつけてくれます。」
淡々とした作業のなか疑問に思いそうなことを先に教えてくれる。
できた漢ですな!ペンテス!!
「頭は角が邪魔そうだから、先に心臓からやるか。」
「じゃあボクは、ワイルドボアを解体しようかなー。」
言うなり、胸から腹をザバーっと。
うん。だからね…。R-18Gなんだって……。
ザクザク処理していくシトリス。
うん。よく切れる剣だねそれ。
わー。ワイルドー。
あっという間に心臓をズルーッと。
…あれ?ズルーッと??
「待って待って、シトリス。
心臓のまわりに魔石はないの?」
「……ありませんねー。」
あれ?じゃあ頭の方なのかな?
ワイルドボアは頭よりも体の方に守りをおいているから、てっきり心臓近くに魔石があると思ったんだけど…。
「…シトリス。わるいんだけど頭の方を先に探してもらってもいいかな?」
「あいあいさー。」
腹の中を探していたシトリスに頭の解体をたのんだ。
たのんたけど真っ二つかーー。
ごおかーい。
あぁ、でも、半分に分かれたのなら魔石も探しやすいかな。
……魔石まで半分になっていませんように。
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