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女の中で男が一人  作者: 零位雫記
9/25

09

「キョウベェ、シャンノミヤァ、キョウベェ、シャンノミヤァ」




 車掌さんの独特のアナウンスが車内に響いた。




 ――ついに来た!




 電車が神戸三宮駅に間もなく到着する。


 乗り換えた電車では座席に座れなかったので、扉近くでずっと立っていたぼくは、その独特のアナウンスを耳にすると、扉のガラスに鼻が付くかつかないかぐらいの距離まで接近してそれが開くのを待った。


 扉の下部付近で圧縮された空気が開放され、ぱしゅーという音とともに扉が開いた。


 視界がひろがる。


 ぼくは一呼吸をおき、それからゆっくりと、三宮への第一歩を踏み出した。




(ここが三宮かぁ)




 初の三宮。


 ホームに降りるとぼくはすぐに立ち止まり、辺りを感慨深げに見渡した。




「――つっ」




 周囲をキョロキョロしていたら、うしろから舌打ち。


 振り返ると、スキンヘッドの体格の良い若い男性が、ぼくの方をじろりと睨んでいた。


 ぼくが電車から降りてすぐに立ち止まったものだから、うしろのお兄さんは進行を妨げられ、いらっときたのだろう。




「すみません!」




 ぼくは頭を下げ謝罪した。その横をお兄さんが通り過ぎていくのがわかった。とても良い匂いがした。香水か? 頭をあげた。もうお兄さんは辺りにいなかった。




「ふぅ」




 ぼくはジーンズのポケットからハンカチを取り出すと額を拭ぬぐった。


 しかしここ三宮は、ぼくが住む地元界隈に比べて幾分涼しい気がした。


 今噴き出た汗は、さっきのお兄さんが原因だろう。


 ホームにある時計を確認すると、現在の時刻は午後3時40分だった。


 待ち合わせの時刻にはまだ少し早かったが、とりあえずおっぱい山がある広場は確認しておきたかった。確認すればあとはその辺をブラブラして時間を潰せばいい。おっぱい山に行くには、駅の東改札口から出た方が近いということは、ネットで事前に調べ知っていた。


 ぼくはホームの屋根から吊り下がる東改札口への案内板を目視すると、指示通りホームから階段を下り、東改札口を見つけると早足で近づき、切符を改札機に入れて駅を出た。そこから左方向へ行けば、おっぱい山があるはずだ。果たして二、三分ほど歩くとそれらしき空間が確認できた。




「ここだ」




 広場だった。


 ネットで見た画像より広い印象を受ける場所。それはまさに字の如くだった。


 周囲には、カラオケ店、ファストフード店、居酒屋が立ち並び、繁華な場所に広場はあった。


 広場全体は石畳で舗装されており、その中には樹が数本植えられていて、その枝には緑の葉が生い茂っていた。そのほかに目に付いたのが、人の下半身がいくつもつなぎ合わさった前衛的なモニュメント。そして当然「おっぱい」も目についた。おっぱいは、いくつもの四角いブロック石を整然と積み重ねて膨らんだ形に作られていた。


 でもやはり現物を見てもぼくにはそれが女性の胸には見えない。UFOにしか見えない。


 広場にはたくさんの人がいた。


 おっぱいには座るためだろうか少し大きめの四角い石が出っ張って設置されており、そこに腰掛け隣の知人と談笑する人もいれば、おっぱい山の頂上に立ち一点を見つめている人もいる。


 友人か恋人との待ち合わせでこの場所に赴いている人もいるだろうし、ただ単に休憩したり、ぼぉとして時間を経過させている人も中にはいるかもしれない。


 そんなたくさんの人の中に、今、日和見部隊の人たちはいるのだろうか?


 ざっと見たところ、頭に布を巻いている人はいない。


 さすがに早過ぎたか? 携帯の時刻を確認すると、まだ4時にもなっていない。


 喉が渇いている。


 ぼくは自動販売機を探すため歩き出した。


 が、探すまでもなかった。歩き出した途端、広場と舗道を挟んだ前方に自販機があることがわかったからだ。


 ぼくは数十歩進み、自販機でペットボトルのミネラルウォーターを購入。ひねってキャップをあけると口にした。


 冷たい水が喉を潤す。


 一息つき、ぼくは何気に振り返り、広場の方へ目をむけた。




「あっ!」




 驚きの声を上げぼくは目を大きくした。まぶたが広がったのが自分でもわかった。


 ぼくの視線の先には・・・・・・先には、白黒の迷彩色の短パンをはき、ダブダブの白のTシャツを着た若い男性がいた。そして・・・・・・。




「バンダナ・・・・・・」




 短パンと同様、その男性は、白黒のゼブラ柄のバンダナを頭に巻いていた。男性は、背丈はそんなに高くないが、骨格がたくましく口髭を生やしており、厳つい表情で携帯を凝視し樹に体を預けて立っている。


 さっきぼくが広場にいた場所からでは、男性の姿は樹が死角となり確認できなかった。でもこの自販機を背にした位置からだとその姿は一目瞭然だった。




「まさか・・・・・・」




 日和見部隊?


 彼は日和見部隊の一員じゃあないのか?


 手の込んだ巻き方で頭全体をしっかりバンダナで覆っている。約束通りに。


 木漏れ日の中、そのバンダナ男は一心に携帯を見て何やら操作している。




(たちゃねさんだ)




 ぼくは確信した。


 彼が日和見部隊のリーダー、たちゃねさん。


 もうホテルにはチェックインして早々にこのおっぱい山に来ていたのか。


 たちゃねさんは、日和見部隊のリーダーとして、ぼくたちに的確な指示を与えてくれる。だからこそぼくらはここまでやってこれたのだ。たちゃねさんがいたからこそここまでまとまって数々のクエストをクリアしてこれたのだ。


 だが、たちゃねさんは少々言葉が荒いときがある。


 元々が体育会系の言葉を使ってチャットをする人なのだが、それがもっと酷くなり、突然、べらんめえ調のどぎつい言葉になることがあった。


「おうりゃあ野郎どもいくぞぉ」とか、フィールドでモンスターを発見すると、「いてまえぇ」とか発信するときがある。


 キャラは女性だが、言葉遣いからしてキャラを操るプレイヤーが男だったとしてもおかしくない。




(彼がたちゃねさん)




 風采からして、ぼくとは合わない人。


 でも今日はオフ会。ゲームを話題に話はできる。できる、できるよ。


 ぼくが見つけてしまった手前、こちらから声をかけないとと思うのだが、一歩が踏み出せない。




「行こう・・・・・・」




 自分に言い聞かせる。


 でも一歩が出ない。


 そうだ、水がを飲もう。


 一気に残りの水を飲んだ。


 空になったペットボトルを自販機の横のごみ箱に捨てた。


 それからぼくは、眼鏡のふちを摘まみ、ずれたそれをくいっと上げた。


 視線の先にはゼブラバンダナの男の人。彼は携帯から目を離し、顔を上げて辺りをキョロキョロしている。


 ぼくは自分の携帯の時刻を確認した。「16:04」と表示されている。


 まだ待ち合わせた時間からすると早いか。


 いや、早いも遅いも、現にたちゃねさんはおっぱい山にいるし、ぼくも到着している。しかもぼくはたちゃねさんのことを見つけているのだ。ぼくが彼に話しかけ、日和見部隊の人かと確認する(確認するまでもなく、彼はたちゃねさん)。


 いや待てよ。


 他の日和見部隊のメンバーがここに到着するのを待つという手もあるぞ。


 一旦ここから退散し、時間の経過を待つ。


 その間に、別の日和見部隊の人がたちゃねさんを発見し彼に話しかける。あとからあとから他のメンバーもその場に合流。そしてぼくは4時25分ごろに広場に戻ってきて、最後にメンバーたちと合流する。そうすれば少なくとも今よりは緊張せずにたちゃねさんと初対面できるし、他の日和見部隊の人たちとも気持ちよく逢えることができる。


 そうしよう! ぼくはこの場所から身をくらますことにした。




「ああぁ!」




 叫び声を上げてしまった。


 まさに今、広場から見えない場所に移動しようとしたとき、彼、たちゃねさんが偶然にもこちらに顔を向けたのだ! しかもそれから顔を動かすことなくじっとこちらを見ている!




(見つかった!)




 ぼくの存在を知られてしまった。


 もう他の日和見部隊の来訪を待つ機会はない。ぼくがここにいるのだから。日和見部隊のぼくが!


 見つかった以上、たちゃねさんに話しかけねば。


 ぼくは一歩を踏み出した。


 二歩目も出した。


 でも進んでいない。


 足元を見ると、ぼくはその場から一歩も進んでいなかった。




「はぁあああ」




 愕然とした。


 足がまったく動いていない。足を動かし人は歩く。その足が動かないということは何を意味しているのか? 単純だ。歩きたくないのだ。進みたくないのだ。


 ぼくは顔を上げた。


 たちゃねさんは相変わらずこちらを見ている。


 行くしかない。


 足の裏を地面から離した。


 その足裏を先の地面に動かす。初めの第一歩がついに出た。


 一歩が出れば自然と二歩目も出た。ぼくはそのまま止まらずたちゃねさんに近づいていく。彼がドンドン大きくなってくる。彼の厳つい顔が近づいてくる。厳つい顔は真っ直ぐぼくを凝視している。


 そしてついに彼の目の前まで来てしまった。




「ああの」




「あ?」




「あの、日和見部隊のたちゃねさんですよね?」




「あぁ?」




 たちゃねさんはぼくより背が低い。ぼくを見上げさらに見つめてきた。いやそれは見つめているというより睨んでいると表現した方がいい。




「何部隊のだれだって?」




「日和見部隊のたちゃねさんです」




「なに言ってんだおめえ」




 たちゃねさんはさらに視線を鋭くする。




(あっ!)




 そうだ、忘れてた。頭に布を巻くことを。


 てことは、たちゃねさんからしたら、さっきぼくと距離を保って相対していたとき、ぼくのことを日和見部隊の人間とは認識していなかったことになる。


 これなら、たちゃねさんに見られても堂々とその場から退散すればよかったのだ。そして時間の経過を待ち、改めて広場に赴きみんなと合流すればよかったのだ。たちゃねさんに不意にロックオンされ焦って動転してここまでノコノコとやって来てしまった。でももう遅い。たちゃねさんの目の前まで来てしまっている。ここは腹をくくってたちゃねさんにぼくが日和見部隊の一員ということを本気でわかってもらおう。


 ぼくは急いでリュックを肩から外し地面に置くと屈んでリュックのチャックを全開し中に手を突っ込み、強引に布一枚を取り出した。出てきたのは母のひまわりの黄色のスカーフで、ぼくはそれを無我夢中で頭に巻いた。そして立ち上がり、




「ぼく、日和見部隊のアーロです」




 と満面に笑みを浮かべたちゃねさんに言った。




「なんだおめえさっきから! おちょくってんのか!」




 たちゃねさんが詰め寄ってきた。




「目印の布ですよたちゃねさん!」




 ぼくは後ずさりしながら言った。


 そのときだった。




「――おいマサキ、どうした?」




 と横から声がした。




「あっ」




 声の方に顔をやると、そこにはさっきホームでぼくが謝罪したスキンヘッドの若者がいた。




「どうしたマサキ? なに熱くなってんのよ?」




「いや、こいつがさっきからおれにガンくれて、しかも訳わかんねえこと言ってくっからよお」




「相手にすんなよこんなパンピー。それより遅くなってすまん。ちょっと腹いたくてクソいってた。さぁいこうぜ」




 スキンヘッドの若者はそういいながらたちゃねさんの肩をポンポンと軽く叩きこの場から立ち去ろうとする。たちゃねさんはもう一度ぼくを睨むと最後にぼくの足元にべっとつばを一つ吐き、スキンヘッドのあとに続いた。




「違った?」




 ぼくは、広場から去っていく若者二人の背中を見続けたまま呟いた。




「たちゃねさんじゃない。あの人はたちゃねさんじゃあない」




 若者二人は広場を出てアーケードがかかった商店街の方へと歩いていき、すぐに人混みに紛れ見えなくなった。




「パンピー・・・・・・」




 スキンヘッドのお兄さんが言ったこの意味不明の単語がぼくの脳裏に響き続ける。


 とにかくさっきの若者は、たちゃねさんではなかった。たまたまバンダナを頭に巻いていた人だった。マサキと呼ばれていたなぁ。


 足が震えている。足が動かない。


 ぼくは首だけ動かし辺りを見渡した。


 少し離れたところに幼い女の子がぼくをじっと見つめ立っていた。


 どうやら今のやり取りを見ていたのだろう。




「はは・・・・・・」




 笑うしかなかった。


 さらに周囲を見渡せば、近くにいた数人が幼い女の子と同じようにこちらを見ている。マサキと呼ばれた若者の声が大きかったものだから耳目を集めてしまったらしい。




「ははは・・・・・・」




 やはり笑うしかない。


 ぼくは頭を掻きさらに笑った。


 足は相変わらず震えていたが、動く気がした。


 ぼくは足の関節を伸ばしたまま地面にあるリュックを持ち上げると、さっきマサキと呼ばれていた若者が背にしていた樹にぎこちなくロボットのように移動した。それから反転し、マサキという若者がさっきまでしていた体勢――樹に背中を預けた。これで周囲からの奇異の視線から逃れることができた。




(さてどうしよう?)




 日和見部隊のメンバーと誰一人逢っていないのにこの疲労感はなんだ? もうヘトヘトだ。ぼくはお尻はつけずにその場にしゃがみ込んだ。リュックはお腹と太股の間。少し落ち着こう。それには時間の経過が必要だ。ぼくは目を閉じ息を整えることから始めた。吐いて、吸って、吐いて、吸って――。これをゆっくり。意識して呼吸をし、今あったことを脳裏から薄れさす。時間が経てば今あったことは記憶の片隅に追いやられる。そうすることによって気持ちよく日和見部隊のメンバーと逢うことができる。できるはず。


 ――――でも無理だった。


 呼吸に意識を集中させても今の出来事が衝撃的過ぎて、鮮明に網膜、鼓膜にマサキという若者の姿、罵声が甦ってくる。あんな攻撃的なタイプの人間、今まで出会ったことなかった。小中高の時や、大学、地元の街でも外出先でも遭遇したことがなかった。彼との出会いでぼくの心は萎縮している。びびってるんだ。


 はぁあ。


 ここに来る間、電車の中でメンバーと逢うことに躊躇し、一時いっときはたちゃねさんに急遽今日行けなくなりましたと電話をかけようとしていたのを乗換駅で思いなおし、みんなと逢うことはやはり良いことだと前向きに考え、ぼくはここ神戸三宮へやってきた。


 それが降り立った駅のホームでスキンヘッドにいきなりびびり、おっぱい山広場では勘違いからマサキという見ず知らずの、まさに見ず知らずの中の見ず知らずの若者に声をかけてしまい、罵声を浴び、心と足を震わせるという事態を招いてしまった。今から出逢う予定の日和見部隊のメンバーは大丈夫かと身構えてしまう。メンバー内に変な人はいないと納得したはずなのに、さっきの出来事がぼくにまた不安を甦えさせる結果となってしまったのだ。


 これは神からの試練なのか? スキンヘッドとマサキという若者らに遭遇しぼくは臆した。で、今また日和見部隊の人たちの中には彼らと気質が同じかもしくは全く同じではないにしろそれに似た気質を保有している人がいるかもしれないと不安がるぼくに神は試練を与えているのか? 神を出すなんて大袈裟かもしれないが、ぼくはこのとき真剣に神が与えた試練だと思った。ここで臆したままメンバーとは逢わず地元に帰るのもよし。たちゃねさんに断りの電話を入れるのもいいだろう。現実を見ずに今すぐに電車に乗って帰るのもそれはそれでいいのだろう。しかしここでさっき遭遇した事件にめげずさらに先に行けば良いことが待っているかもしれない。良い出逢いがあるかもしれない。どうしよう? 進むか撤退するか。二つに一つ。




「ええい!」




 大声で迷いを振り払った。


 ぼくは目を開け立ち上がる。


 探す! この広場に日和見部隊の人たちがいるかいないか探してみる! バンダナかスカーフかタオルかなにか布製のものを頭に巻いている人が確認できればその人のところまで行って話しかける。今日は日和見部隊の人たちと逢うと決めたのだ。だからみんなを探す!


 ぼくはリュックを背負うと樹から姿をあらわした。それからすぐに広場を見渡した。さっきぼくを奇異の目で見ていた人たちがさっきと同様に奇異の目でぼくを見ていたが、ぼくはその視線は無視し、遠くに視点を合わせた。




「あれは・・・・・・」




 今いるぼくの位置から一番奥にあるおっぱい山の頂いただきに、茶色っぽい色をしたバンダナかスカーフを頭に巻いた少女が立っているのが見えた。少女はワンピース姿で、おでこの前に手をかざし辺りをキョロキョロしている。


 あの動作は間違いなく誰かを探している。少女は日和見部隊の一員か?


 でもさっきのマサキという若者の例もある。声をかけ、また「はあ?」みたいな反応だったらどうしよう。あの少女は本当に日和見部隊の一員なのだろうか? いや、こうなったら当たって砕けろだ。さっき布を頭に巻いた人がいればその人にメンバーかどうか確認すると息こんだところじゃないか! ぼくは少女に近づくべく動いた。その動いた瞬間だった。少女が立つおっぱい山に接近するこれまた頭に布を巻いた人がぼくの視界に入った。


 ぼくは立ち止まっておっぱい山に近づく人の動きを目で追った。その人はすらっとした長身の女性で、しかも遠目でも日本人ではない異国の人だということがわかる。頭部を覆う布から長い金髪が見え、東洋人離れした高い鼻がその横顔から確認することができたから。異国の人女性は、おっぱい山まで来ると、頂上に立つ少女に顔を向けた。


 声をかけられたのか、少女は周囲を見渡すのを止め、下にいる異国の人へ体をむける。少女と異国の女性は、十数秒向き合っていたが、少女が突然おっぱい山から飛びおり、下にいた異国の女性の手を両手で握りその場で何回も何回も跳ね出した。表情は二人とも笑顔のよう。


 彼らは多分日和見部隊の人。ぼくはそう予測した。布を頭に巻いた者同士が手を握り合って喜んでいる。ほぼ間違いない。


 ぼくは彼らに合流するべく歩き出した。


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