表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/33

砲拳の強化系技と暗い影

テスト期間だって?知るかそんなもん

次も階層もスライムだらけだった

まあ分かりきってたがな


「せっかくだし砲拳の強化系の技を教えとくか、まあ使えるか分からないけどな」

「え?柏葉君、まだ砲拳よりも強いやつがあるんですか?」

「あるなら是非とも教えて欲しいけど」

「エクにも使えるかなー?」

「さあ?まあちょっと難しいからできるかどうか分からないがな」

「柏葉が難しいって言うなんて相当ね、私達もできるかしら?」

「まあちょっと難しいだけだからな、頑張れば出来るかもしれないからな、まあ見ててくれ」


まず砲拳同様に腕に力を入れます

そして今回は力を入れる時に工夫をします

これをするには霊力などの力を反転させる必要がある

分かりやすい例で言えば霊力とかだな、これらには太極図のように陰気と陽気があって、使う用途によって陰陽を変えるんだが、それを魔力でもするのが難しい

基本的に魔力は表裏などがないからそれを自分でやらないとダメなんだよな

まあ俺の場合は普段使う方を(ライト)、そして裏を(ダーク)っていう風に決めてやってる細かい説明は面倒なのでパス

まあそんな風にした力を込めることで、攻撃自体に破壊の力を働かせることができる

まあそんなこんなで力を込めて

大きく振りかぶって

前に踏み込んで

振り抜く!!!

ちなみにこれは力を安定させるために言霊を使って詠唱のようなものをしなければならない

まあナナシやグラスぐらいになると言霊ぐらいは使えるだろう


「『破滅の一途(はめつのいっと)』」


そして次の瞬間スライム達が跡形もなく消し飛んで、あまりの威力に迷宮の壁にヒビが入って生えていた植物が一瞬で時が進んだかのように荒れ果てた

破壊の力に触れればその名の通り破滅の一途を辿ることとなる、しかもこの技は相手に当てるだけでデバフをかけることができる

どれほどのデバフかと言うと、現時点の柏葉ですら体が重たく感じるほどに強力である

しかもこれにとある異能力を掛け合わせて使うと、相手にとんでもない影響を及ぼすことができる


「どうだ?これが強化系の技の破滅の一途だ、まあ魔力の表裏を切り替えることができるのと、言霊を使うことができるのが条件だな、まあそれさえ出来ればあとは砲拳と同じだな、あと、これは俺限定だが異能力と組み合わせることでやばい影響を及ぼすことができるな、まあしないけど」

「...霊力とかならまだしも魔力となると相当難しいよ?それを軽々とやってのける柏葉君がおかしいんだよね、あと僕らには異能力なんてないからね?」

「エクにもできるかな?とか思ってたけど無理そうだねー」

「私もできるか分からないぐらい難しそうね」

「多分私には無理だと思い出すよ」


そこまでか?

まあ魔力の表裏を切り替えることさえ出来ればあとはノリで行けるんだけどな?

言霊も擬似的に言葉に魔力を乗せて喋ることで代用することができるからな


「ちなみにやばい影響ってどんなもの?」

「んーとな、人生を破滅させるぐらいかな?」

「「「「はい?」」」」

「まあこれまた強力な異能力を使うからなんだ、名前は『運命の綴りて(うんめいのつづりて)』、その名の通り、対象の運命を好きなように変えることができる、これを利用して、運命の進む方向性を破滅へと導くようにするんだよ、まあこんなもん使ったら面白くもなんともないから使わないけど」

「本当に柏葉君は無茶苦茶ですね...そもそもなんでそんなに強い異能力をポンポン作れるんですか...」

「それは私のせいでもあるし柏葉の運のせいでもあるのよね...」

「まあそれについてはまた今度だな」


そして次の階層に進もうと歩もうとしたその時


「..........柏葉君?なんだか目の色が薄くなっていませんか?ハイライトもないような、それに声から感情が感じられませんし表情も変わってません...どうしたんですか?」

「「「「え?」」」」


その言葉によってその場は凍り付き、一斉に視線が柏葉に向けられた

















―――ルーナ視点―――


「..........なんだか目の色が薄くなっていませんか?ハイライトもないような、それに声から感情が感じられませんし、表情も変わってません...どうしたんですか?」


私がそう言ったのに特別な理由があった訳ではない

ただただ本当にそう見えただけだった


さっきまでふざけあったり、より正確に言えばさっきの『破滅の一途』という技を放つ前と比べて、目の色が薄く、灰色になっているように見えた


そして目のハイライトなんて明らかになくなっていた


それに声から感じられる感情が少し少なかったような気もした


そしてあれほど笑ったりしていた表情が今は殆ど変わってないように見えた


だからこそ率直な疑問を言っただけなのだ


そしてその場が凍り付いた瞬間


「『絶対領域アブソリュートワールド 零世界』」


そして柏葉君の声が聞こえたと思ったら、少し体に違和感を覚えたが一瞬で消えた

まるで時が飛んだかのような違和感だった

そして次に柏葉君の目を見た時には目の色やハイライトが戻っていた


今一体何が起こったのだろうか?














―――柏葉視点―――


「『絶対領域アブソリュートワールド 零世界』」


危なかった


危うく完全に認識されてしまうところだった

ちなみに零世界は自分以外の時間を時の番人の10倍の強さで止めることができる

さて、今の俺は感情が薄くなっている


何故かって?

予想出来てる人も居るんじゃないかな?

俺が神を殺し続けた世界

あの、全生物を虐殺した世界での出来事だ

あの時俺はあまりのショックで心が崩壊しててな

グラスも言ってたようだがとてつもなく強力な精神安定剤の上位互換の精神修復剤というものを作ってもらい服用し続けていた

普通の人なら1錠飲むだけで逆に精神崩壊するほど強化なものを

そして心自体は治ったし、問題なく動くことはできるようにはなった


だが感情が薄くなってしまっていた


最初はどうしようか迷ったさ、もう治らないんじゃないか?

ずっと感情が薄いままなのか?

とまあ迷った結果色々な方法を試して見た

異能力の喜怒哀楽の能面でもダメだった

さっき言っていた運命の綴りてで治るような運命にしようとしても出来なかった

そもそも異能力単体では力の根源である魂と精神崩壊系には影響を大きく及ぼせないのだ

そしてアイデアがつきかけた時ある方法を試してみた

その方法は―――








―――魂から感情を抽出して服用する方法


これは、ただ魂から抽出して飲むと本当に危険なものだった、下手すれば死ぬかもしれなかったし、感情が偏ってしまう可能性もあった

だけど上手く行く手段はこれしかないと思った

それからは感情を修復するのに努力した


まず異能力、『魂収集者(ソウルコレクター)』という異能力を作った

これは殺した相手の魂を回収し、弄ることができるという異能力、魂ともなれば異能力を使わなければ回収すらままならなかった

そして情報操作で特別な機械を創造して、それに魂収集者を繋げて、回収した魂から感情を必要なバランスだけ抽出して安定化させる機能をつけた

それを今でも使って感情を補っている、そしてちょうど今その効果が切れたのだ

ある程度感情は戻っているから切れても感情が無くなる訳では無いが薄くはなる

だから服用し続けている

にしても最近は10年周期ぐらいで飲んでたんだがまさかこんなタイミングで切れるとはな


まあ説明はこんなものにして早く服用しよう


そして魂から抽出された感情を得られる液体を飲む

味は不思議な味としか言いようがない味がする

まあ不味くはない、人によっては好きな味だろう

だがこれで感情が戻った

さすがにこのことを話すことはできそうにないな、まだグラスにすら言ってないのだから、また機会を見て話しておこう

さて解除の時間だ










「柏葉君ー?何を飲んだの?というかなんで時間が止まってるの?」











は?


いやいや待て待て、これは多分空耳か幻聴だ

まあ仮に見られたとしてももう薬を飲んだし大丈夫だが


「ねえー?何を飲んでたのー?」

「ん?ちょっとした薬だよ、あ、エクは飲んじゃダメだぞ?下手したら死ぬk「嘘はついちゃダメだよー?」...え?」

「さすがにグラスさんにあの話されてからその薬を見ればわかるよー?それにそれを飲んでから目の色が戻ったもん、それにただの薬から魂の力が感じられる訳ないからねー」


勘が鋭いな...

そこまで見られてたのか...でもどうして?というよりどうやって?


「なあエク、もうこの際うちあけるが、その前に質問だ、どうして零世界で動けてる?今のエクの力じゃ抵抗できないはずだけど?」

「私は元々柏葉君と1つなんだよー?これぐらいどうってことないよー!」


ちょっと得意げだな

まあそういう事か、俺と元が同じなら抵抗も楽だよな

俺が作った俺だけのための世界だ、エクも1部俺と同じなんだからそりゃ抵抗できるな


「まあこの薬についてだが...みんなには秘密にしておいて欲しい、約束できるか?」

「大丈夫だよー」

「じゃあ説明する...」


かくかくしかじか


「...とまあそういうことだ、なにか質問は?」


するとエクがいきなり抱き着いてきた


「え?どうしたんだ?」

「...柏葉君は大変だったんだねー、私なら多分耐えられなかったと思うよー、でも、もう大丈夫だよー?みんなが居るからねー!」

「エク......ありがとう、それじゃあ元のところに戻ろうか、バレたら困るからな、あと、見ず知らずの人に抱きついたりしたらダメだからな?まあ悪戯でもされたなら殺していいからな」

「はーい、ここかな?」

「多分そこだ、じゃあ解除するぞ、『解除』」


そしてまた時は流れ出した


「どうしたのよルーナ、目の色も変わってないしハイライトもちゃんとあるじゃない」

「僕から見ても何か変わっているようには見えないけど?」

「エクもだよー?どこが変わってるのー?」


なんだかんだでエクも乗ってくれるらしい

多分バラされると思って話したんだがな

後で好きなお菓子でも好きなだけ買ってやるか


「あれ?....見間違えだったようです、すいません、でもおかしいな.....」

「まあなんでもいいんじゃないか?あ、疲れてるのか?じゃあ今日はもう休もうか」

「はい...」


どこか不服そうだが納得して貰えたようだ

まあ今日だけでかなり進んだからな、疲れ自体はあると思う

とりあえず簡易的な休む用の空間を作りその中に入って休憩をするのだった


土日はテスト勉強するので投稿しないので早めに投稿します

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ