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血も涙もない殺人鬼

今回はかなり残酷な表現があるので気をつけてください


「今日は柏葉の昔話でもしましょうか」


柏葉が他世界に家具や食材など、この世界にない便利アイテムなどを取りに行っている間にグラスの部屋にみんなが集まっていた


「面白そうだね、僕は柏葉君の昔話なんて聞いてないから」

「私も気になります、お世話になるので知っておきたいです」

「エクも柏葉の狂気からできたとはいえ昔のことなんて分からないからねー」

「...言っておくけどかなりシリアスな話になるわよ?」

「「「まあ大丈夫でしょ」」」

「...後悔しても知らないわよ?」


「昔、それも5年や10年なんかじゃなく何千年も前の話だけど柏葉がかなりキレたことがあったのよその時のことを話すわね」


そして柏葉の昔話を話し始めた








―――三人称視点―――


ある世界の事


「ふぁ....やっぱりこの世界は空気がすんでて朝が気持ちいいな、ここに永住してもいいかもしれないぐらいだよ」


柏葉はその世界をとても気に入っていた

その世界はとても平和だった


―――自然がとても綺麗で


―――川が透き通り


―――山が青く生い茂り


町も賑やかで人もみんな笑顔で過ごしていた


争いごとなど殆ど起きず、みんなで協力して生きていた

しかもこの世界は全体の土壌がよく沢山の作物が実り、五穀豊穣の神も人一倍仕事をしていた

この世界は魔物も大人しく、魔王も人間と平和条約を結び、魔族と人間が仲良く暮らしていた

神さえも地上に降りて農作業を手伝ったり、ご飯を食べたり、町のみんなで宴会を開いたりと

全てが上手く行っていた

柏葉もここまで上手く行っている世界は見たことがなく、当然気に入った

そして柏葉は数少ない犯罪者や邪神などを捕らえたり

技術を伝えて発達させたりと、この世界を発展させるのにとても貢献していた

そしてそのまま、飽きるまでこの世界に居て幸せに過ごす







つもりだった






その望みはたった一日により断ち切られた

ここで質問、みんなはキルレベルを覚えているかな?

侵略に来た神を1人で皆殺しにしたらいつの間にか着いていたというもの

ここまで言えばわかるかな?



他世界の神が侵略してきた



柏葉はもちろんすぐに気がついて、危ないところにいた住人を全て強制的に柏葉の居る町にテレポートさせた


「今この世界に他世界の神が侵略に来ている!だが俺が全力で守るから安心して勝利の知らせを待て!」


そして柏葉は侵略に来た神達と戦った


殴り殺し


蹴り殺し


斬り殺し


ありとあらゆる力を弾丸状にして飛ばして殺し


能力で地面を槍のようにして殺し


敵の攻撃さえも利用し殺し


ありとあらゆる武器を使い殺し


力が尽きればスキルで回復し


それを繰り返して数時間

やっと侵略に来た神達を皆殺しにした

そして町に戻り皆に勝利の知らせを送ると、帰ってきたのは感謝の言葉ではなく沈黙


そして畏怖そのものだった


それからというもの柏葉は避けられるようになった

挨拶をすれば苦笑いされ離れられて

すれ違うだけで悲鳴をあげられ

なにかの集まりに行けば「なぜここに来た?」「帰れよ化け物」などの罵詈雑言を言われた


柏葉は絶望した

何故自分は守るために必死になったのにこんなことを言われなければならない?

何故悪い事もしていないのに罵詈雑言を言われなければならない?

どうして危害を加えてないのに避けられる?

どうして?


それは最初、柏葉の純粋な疑問であったが次第に願望になって行った

待てばいずれまた仲良くしてもらえるのではないか?

こんなこと言われないのじゃないか?

そう思い続けていた


そしてある日柏葉をさらに絶望に落とす出来事が起きた


「夜那月 柏葉、あなたをこの世界から追放します」


突如現れた最高神により告げられた一言

それは柏葉を絶望のどん底にたたき落とすのには十分すぎる言葉だった

柏葉は呆然としている間に世界から追放され時空の狭間をさ迷っていた

柏葉は泣いていた


ただ仲良くしたかっただけなのに

守りたかっただけなのに

救ってあげただけなのに


それからだ、柏葉が合理的で残虐になったのは

もう信じるだけ無駄だ

救っても見捨てられる


そう思い人間を信じなくなっていった


そしてそれから数百年後


「夜那月 柏葉、我々の世界をお救い下さい」


違う世界で人間不信になりながらも生きていた柏葉の前に現れたのは


柏葉を追放した最高神だった


その時柏葉は全身の血が沸騰するかのような怒りに襲われた

そんな状況で柏葉はどうしたか?そんなもの決まっている


「お断りだ、よく考えてから行動しろよ、俺を追放した最高神さん?」


もちろん断った

すると最高神は苦虫を噛み潰したような表情をし


「...わかりました」


また世界に戻って行った


その日柏葉は怒りを抑えきれずに魔物を虐殺した

そしてまた数日後


「夜那月 柏葉...お願いです、我々の世界を助けてください...もう世界の住人の半分近くがやられました、魔王も勇者も神を殺すことはできませんでした...どうかお救い下さい...」


全身がボロボロになった最高神がまた現れた

さすがに柏葉もこれは放っておけずに加勢し神をまた皆殺しにして攻めてきた世界を最高神ごと消滅させて生き物を皆殺しにした


しかしそんなことはどうでもいい

柏葉はその後どうなったか?










何も変わっていなかった











また向けられるのは畏怖の視線、罵詈雑言

もううんざりだった

そして...


「夜那月柏葉、あなたをこの世界から追放します」


全く同じ2度目のセリフ

これにより柏葉の怒りは限界を超えた

そしてこの世界の全住民に聞こえるように念思を使い


「なんなんだよてめぇらは!俺は守りたいと思ったから守った!いや、守ってやった!今回だってそうだ!自分達じゃ勝てないからと俺に任せておいてなんなんだよこれは!俺がなにをした!お前らになにか害をなしたか!?してないだろ!おかしいんだよ!もうここが攻められないようにやりたくもないのに大量虐殺までしてやった、なのになんでだよ!昔から変わらねえ!もういい、お前ら全員皆殺しだ、世界同士の戦争は俺の勝利という結果で終わらせる」


そして柏葉は世界中の住人を殺し回った


中には命乞いをしてくる者から赤子、子供までいたが関係なく皆殺しにした

神も邪神も関係なく皆殺しにした


そして最後に最高神の元にやってきた


「俺は俺を絶望のどん底に落としやがったてめえを殺す、それで終わりだ」


すると最高神は顔を青くして絶望した様子で


「…本当に、血も涙もない殺人鬼ですねあなたは」


それがその最高神が発した最後の言葉・・だった


それからあげたのは悲鳴だけだった


柏葉は本当にキレていた、理不尽に罵詈雑言を言われ追放された気持ちを知らずにまた追放しようとしやがったこの最高神は必ず殺す、と


絶対領域アブソリュートワールド たった1人の絶対世界』


これは自身の思い描いた世界を創る能力、そしてこの世界は自分は身体能力が100倍になりそれ以外が身体能力が100分の1になる世界


そして、最高神に拷問をしてから始末してこの世界を消滅させた


どんなことをしたって?

全ての骨を1本ずつ折ったり全身を切りまくったり熱湯につけたり関節を逆に曲げたり指をねじ切ったり腕や足を引きちぎったり弾丸で蜂の巣にしたり傷口に塩と唐辛子を塗ったりとめっちゃ拷問していた


そして世界その物を記録してその世界を消滅させた















「これが柏葉の昔話よ、いいものではなかったでしょ?」

「「「(顔面蒼白)ガクガクブルブル」」」

「まあ柏葉を怒らせるのは賢い選択ではないわね」

「…でも柏葉君にこんな辛い過去があっただなんてね」

「そうですよ、その時私が居たら慰めてあげられたのに...」

「それは無駄だと思うわよルーナ、あの後柏葉は違う世界に閉じこもって精神を安定させる強力な薬を飲み続けてやっとここまで戻ったのだから、あの状態で変に慰めでもすれば殺されてたわね」


そんなことを話していると近くに次元の裂け目ができて


「ただいまー、どうしたんだ?みんなして顔面蒼白でガクガクブルブルして」

「…あなたの昔話をしてたのよ」

「…そりゃビビるだろ、まあ余程のことがない限りそんなことはしないから安心してくれ」


余程のことがあればさっき聞いた拷問をされるのだとその場の4人は即座に理解し怒らせないように注意をしないと、と思った

柏葉「俺の出番今回少なくね?」

まあ作者のせいです

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