領主VS神々 領主に勝ち目ある?
あれからとりあえず部屋に戻った
「どうする?今は午前10時、あと12時間あるけど」
「そうね、まあのんびりしとけばいいんじゃない?」
「僕もそれでいいと思うよ、負けるわけないし」
「それもそうだな、じゃあ寝とくか」
以上、作戦会議?終了
「それじゃ、私は柏葉と一緒に......」
「断る、『コピー』はい、増やしたからそっち使え」
「釣れないわねぇ...後でこっそり忍び込もうかしら」
『異能力創造 軽蔑の結界』
これはありとあらゆる結界を作ることができる
「結界創造、これでグラスが俺のベッドに入ろうとすれば電撃が走る、多分グラスでも失神するぐらい強力なやつ」
「めっちゃ物騒だねその結界......」
「なら!『雷耐性』私だってスキルじゃないけど耐性を作ることぐらいはできるのよ!」
「結界に耐性無効化を付与」
「ああああああああぁぁぁ......」
「君達仲がいいね......芸人にでもなってみたらどうだい?」
「「お断りだ(よ)!」」
「HAHAHA」
「表出ろやゴラァ」
「さて、寝ようか、おやすみー」
「私も寝るわ、おやすみー」
「はぁ...おやすみ」
―――10時間後―――
「ふぁ......おはよ」
「あら、遅かったわね」
「めっちゃぐっすり寝てたね、おはよう」
そんなに寝てたのか?
「あなた10時間ぐらい寝てたわよ」
「あ、それはナナシのせいだな」
「それについてはごめん」
「まあ用意...するものもないか」
「そうね、強いて言うなら武器とか?」
「お前ら武器使わねえだろ」
「確かにね、私は魔法を基本として戦うし」
「僕は能力と素手だからね」
「俺は能力と素手と武器と魔法......あれ?俺だけ多くね?」
「それだけ使いこなせるのがおかしいのよ......」
「なら今回縛りをつけて戦うか?」
「どういう縛り?」
縛りって言っても素の身体能力だけで充分なんだよな
「能力縛りとか?」
「真面目に戦わないと領主にも失礼だと思うよ」
そんなの気にする必要ないと思うが...
「あの領主にそんな気遣いいる?」
バッサリ言ったよグラス...
「俺も必要ないと思うぞ」
「まあとりあえず本気...とまでは行かなくとも縛りはなしで戦おうよ」
「まあいいわ、それで殺りましょう」
......舐めプしすぎじゃね?
「そうだ、みんなで同じ技を使ってみない?」
「面白そうだね、それには賛成かな」
「なら俺がオリジナルの技作ってやるよ、それじゃあ......」
あれから2時間ほど経ったあと、3人は領主の館に来ていた
グラスとナナシには黒いローブを着てもらってきる
「領主の館って割にはそんなにデカくないな...」
もうちょっと大きいイメージあったんだが......
そもそも前の世界の街ではもう少し大きかったし
「まあこの領主もたかが子爵だし、そんなに大きくなくても仕方ないよ」
「あなた達めっちゃ馬鹿にするわね......」
そんなアホみたいな会話をしながら入ろうとする
「おい、10時に来いって言ったくせに門閉まってるんだが?」
「「いや当然でしょ」」
「まあとりあえず」
『異能力創造 言霊使い』
これで言霊を使えるようにして
「それじゃ、言霊行きまーす『破壊しろ』」
そう言うといきなり門がバラバラに壊れた
言霊で物質そのものをバラバラに破壊したのだ
「めっちゃくちゃね......」
「言霊ってこんな力あったっけ?」
「知らん、能力でやってるんだからわからん」
「調整できるんだから覚えときなさいよ」
「次から覚えとく」
まあとりあえず進みますか
そして館の方を見ると大量の騎士が立っていた
(これから念思で会話するぞ)
((了解))
(あれは見た感じ......ざっと400人ぐらいか?)
(舐めてるのかしら?)
(まあこっちに神が3人もいるとは知らないんだろ、とりあえず皆殺しにするぞ)
とりあえず自己紹介でもするか
「どうもこんばんは、お前らは誰だ?俺は夜那月柏葉、聞いてるかもしれないが神で最高神だ」
すると騎士達のリーダーのような男ともう1人の女が
「俺はこの騎士団の団長のホランだ、悪いが最高神だろうが死んでもらうぞ」
「私はキュール、副団長をしているわ、私達を違う世界の神ごときが倒せるとお思いで?」
その言葉にナナシが反応する
「へぇ、なら僕はどうなるのかな?」
ナナシがフードを下ろすと騎士団にざわめきが起こる
すると副団長のキュールだったか?が声を出す
「あ、あなたは最高神ナナシ様!?なぜこんな所へ?というかなぜそんな神共と一緒に居るのですか!?」
「何故って、この街の領主を殺しに来たんだよ、あと、柏葉君とグラス...もう1人のフード被ってる方ね」
そうナナシが言うとグラスもフードを下ろす
「私はグラス、こことは別の世界の最高神をしているわ」
するとまたざわめきが起こる、何せこの場に最高神が3人も居るのだから
「あと、柏葉君のことを悪く言わないでね」
するとまた副団長が声をかける、団長腰抜けか?
「な、何故です?あなた様がそんな神ごときにそこまで気を使う必要はないでしょう?」
するとナナシは冷ややかな声で告げる
「何か勘違いしてない?柏葉君は僕が100人集まろうが倒せないよ」
グラスも、同じように冷ややかな声で
「私も同意見ね、私も柏葉の本気を見たことがないもの、勝てる気がしないわ」
「まあそんなことはどうでもいいよ、君たちはこれから僕らに皆殺しにされるんだから」
その言葉を合図に3人が駆け出す
(1人100人ずつな、最後の100人はさっき話してた技でやるぞ)
と、一応念思を入れておく
さて―――
――皆殺しだ
―――グラス視点―――
ある程度近づいてオリジナルの魔法を解き放つ
「潰れてなさい『クリスタルレイン』」
大量の半透明のクリスタルが降り注ぐ
「武器でも使ってみますか」
そう呟き透明な水晶で武器を形成していく
そして出来上がったのは水晶の長剣
これにより近づいて襲いかかってくる騎士たちを八つ裂きにしていく
「久しぶりに運動するけどやっぱりいいわね」
そう言い終わる頃にはちょうど100人が息絶えていた
―――ナナシ視点―――
「さて、それじゃあ君たちの信仰していた神の力、とくとご覧あれ」
そう言って近づいていく
そして能力を発動する
僕の能力には名前がない
けど効果は抜群で、並の相手ならこれ一つで負けが無くなる
その効果は、自分の力以下の攻撃や現象を無に帰すことができる
だから騎士が攻撃してきても――
「なぜ攻撃が効かない!?」
――こんなふうに無効化できる
まあ柏葉君は強すぎるからこんなの効果ないんだけどね
そう考えながらもどんどん近づいて来る騎士を殴ったり蹴ったり技をかけたりして殺していく
そして動きを止めた頃にはちょうど100人が息絶えていた
―――柏葉視点―――
「さて、久しぶりの技を使うか!」
『悪夢の狂人』
これにより身体能力を強化し、思考回路を残虐にする
「ハハハハハ!そう簡単に死んでくれるなよ!」
そう叫んで高速で近づいて全方位の敵を切り刻み叩き潰す
とりあえず思考回路を元に戻す
「半分ぐらい減ったな、じゃあ次の技!」
『地獄へようこそ』
するとどんどん敵が苦しみだし、次第に息絶える
そして技が消える頃にはちょうど100人が息絶えていた
「さて、終わったな」
見ると、残りはあと100人程しか残っていなかった
団長と副団長は生き残ってきるみたいだな
「久しぶりに運動できたから良かったわ」
「僕としても邪魔な奴らを殺せてよかったよ」
「それじゃ、大技やりますか」
「あ、待って、団長と副団長は殺さないでくれるかな?なかなかに頭がキレるから置いておきたいんだ」
「いいぞ、その前に......」
言葉を続けようとした瞬間、館の扉が叩き開けられた
この開け方は......
「騎士共!あの神は仕留めたのだろうな!?」
やっぱりクソ領主だった
「なっ、なんだこれは!き、貴様ら!こんなことをしてただですむ...と...最高神様!?どうしてこんな所へ!?」
ナナシを見つけると驚愕している
ナナシの威光強ぇ~
「そ、そうか!私を助けに来てくれたのだな!感謝するぞ最高神様!」
ん?何か勘違いしてない?
するとナナシが
「何を言ってるのかな?僕は君を殺しに来たんだよ」
と言い放つ、すると領主が顔を真っ赤にして
「なんだと!?貴様ぁ!許さんぞ!殺せて!奴らを殺せ!」
そう騎士たちに叫んでいるが騎士が動く訳もなく
「もういいよ、殺ろうか」
「了解、じゃあタイミングを合わせてー」
そして3人で技を発動する
『『『断罪の神弾』』』
神力で形成された弾丸が大量に生成され発射される
そして団長と副団長以外は蜂の巣になり息絶えた




