神界破壊するぞ?
「一体どこだここ?......ああ、神界か...」
じゃねえよ!
は?は?なんでこんなとこいるんだ?普通に部屋でルーナと......普通か?まあルーナと寝てたはずじゃ?
あ、何となくわかったわ、ナナシだろこれやったの
だって塩の匂いがするからな(塩を混ぜた弾幕を柏葉が降らしたから)
しかも住民全員が神力を持ってる街の壁の前に飛ばされてるし
(大正解〜)
(はっ倒すぞゴラァ)
こいつ...あ、そうだ
(神界さらに破壊しまーす)
(いや、ごめんって!)
(舐めてんのか?あ?喧嘩売ってるよな?)
(なんでそんな不機嫌なの!?)
(お前のせいだろうが!なんだ?朝起きたらいきなり神界に飛ばされてて怒るなと?それに街の中とかならまだ許容範囲だよ、でもここ街の外だぞ?俺はトラブル体質なんだから絶対なにか起きるだろ!)
(大変な体質だね......)
(同情されたくねえよ! とりあえずお前は見つけ次第吹っ飛ばすからな、それまで帰らねえ)
(いや本当ごめんなさい、最高神って召喚できるのかなって思ってやったらなんの抵抗もせずに召喚できたから変なところに行っちゃったんだよ)
(そりゃ俺は普段神力を隠しているから仕方ない、というよりなんで召喚しようとしやがったんだ?)
(好奇心だね)
(よっしゃ見つけ次第吹っ飛ばす)
(全力で逃げさせてもらうね)
(逃げれるとでも?)
(逃げ切るさ)
へぇ、なかなかに楽しめそうだな
(じゃあ範囲は俺の前の......何て街だここ?)
(ギレンだね、なかなかに凄いでしょ?)
(それは否定しない、まあここの中使って鬼ごっこだ、その際街が壊れると思うけどそこはお前のせいってことで)
(まあそこは我慢するよ)
(制限時間は1時間だ、街の外に出た時点で俺は情報操作でお前を召喚するからな)
(わかったよ)
(それじゃあ)
((ゲームスタートだ!))
――――――――――一方その頃―――――――――
「あれ?柏葉君どこ行っちゃったんだろ?」
一緒に寝てたはずの柏葉君が居なくなってる
というか一緒に寝るって案外恥ずかしかったな...
まあ今は気にしないでおこう
「にしてもなんで突然消えたんだろ?」
そう言って辺りを見渡すと何か光の粒のようなものが浮いている
あ、これ何か面倒事に巻き込まれてそうだな...
まあ関わらない方が良さそう、じゃあ2度寝しようかな
――――――――――――――――――――――――
「それじゃぱっぱと街に入って捕まえますか」
そう言って門まで高速移動する
あ、めっちゃ門番の神驚いてる
「どうも、街に入りたいんですけどいいですか?」
「え?ああ、いいぞ、名前と神としての位は?」
「俺は夜那月柏葉、位は最高神だ」
「...なんの冗談です?この世界の最高神様はナナシ様ですが?」
「いや、別世界の最高神だよ俺は」
そう言って神力を3割ほど解放する
「な、なんですかこの神力の量…最高神というのは嘘じゃなさそうですね、通っていいですよ」
そう言って通されたので早速捕まえに行くか
とりあえず便利なスキルを作っておく
『スキル創造 立体機動』
これは空中動作に補正がかかり、身体能力が上昇する
さらに
『スキル創造 縮地法』
これは1歩で10メートル程を移動できるスキルだ
そして
『上限解放30%』
これでステータスはナナシと同じぐらいだろ
さて、始めますか
まず、近くの家の屋根に飛んで登る
その時に霊力のトラップを置いておく、ちなみにこれは触れると爆発するっていうシンプルなトラップだ、そして魔力を広げてこの街中を探す
すると、何か動いている感覚があるのに魔力に反応しないというおかしなことをしているやつがいる、多分、いや、間違いなくこいつがナナシだろう
方角にして北東方向か
その瞬間ナナシが高速移動を始めた
隠密行動は分が悪いと判断したのだろう
じゃあ追いかけますか
屋根を蹴り高速移動を始める
ちなみに立体機動スキルを発動した状態で屋根の上を縮地と天翔を使って移動している
おそらくその辺の神には何かが上を通りすぎたということしか分からなかっただろう
そしてナナシの近くに移動する
※ナナシは顔までローブを被っている
そしてここで新たに手につけるタイプの武器を取り出す
『殺め糸』
この武器はどこぞの蜘蛛男みたいに......少し違うけど、ワイヤーを発射して使うことができる、これは意外と汎用性が高いから重宝している
これでナナシを捕まえる
だがナナシもそんな簡単に捕まるはずもなく、ローブを被っているから引っ掛けやすいかと思ったがするりするりと抜けていく
「やるな!」
と言いワイヤーを発射したりしならせたりして捕まえようとする
だが、これ他の神達からしたら恐怖でしかない
ナナシ相手だから捕まえようとして使っているが、これ実際は、魔力を通せば鉄すら切れるようになるのだ、当然魔力を通さなくても切れ味は凄い、だからナナシを捕まえようと振ったワイヤーは周りの建物をバッサバッサと切り倒していく
このままじゃ埒があかないな...
『上限解放35%』
実は上限解放は、%が上昇するほどステータスの上昇値も上がっているのだ、だから0%から1%まで解放した時のステータス上昇値と、1%から2%まで解放した時の上昇値は1%から2%まで上昇させた時の方が上昇値が高いのだ、そしてその上昇し続ける中で35%まで上昇させるのだからとんでもなく強化される
「さあ、チェックメイトだ、ナナシ」
そしてさらに加速したワイヤーを絡ませ捕獲する
「いやあ、やっぱり強いね、柏葉君は」
そしてナナシはローブを脱ぐ
ナナシは灰色の髪と目をしていた
次の瞬間周りで見ていた人達にざわめきが起こる
何せこんな街中で暴れていた者が最高神だったのだから
「みんな、落ち着いて、今回は僕が悪かったんだ、好奇心に負けてこの柏葉君を召喚してしまったから鬼ごっこで勝負していたんだ」
「その通り、このバ神のせいでこっちは召喚されたんだからな」
またざわめきが起こる、どこの誰かも分からないやつが最高神をバ神と呼んだのだから
「いや、本当にごめん...」
その時見物していた神が
「その前に柏葉だったか?そのガキは誰だなんだよ、ナナシ様をバ神と呼ぶなんて!」
「そうだ!おかしいぞ!」
そしてだんだん見物していたやつらがおかしいだろ、とか謝れ、とか言いだしてきた
......うん、うざいね
(程々にね)
(それは約束出来ないな)
そして次の瞬間、俺が持っている神力と殺気を放ちながら
「うるさい、街ごと破壊してやろうか?」
という
見物していた奴らは黙り込む
中には気絶したやつもいる
そして神力と殺気を抑えて自己紹介をする
「俺は夜那月柏葉、違う世界の最高神だ」
またざわめきが起こる、もう何回目だ?
(んじゃ、俺は帰るよ)
(もう帰るのかい?遊んでいきなよ)
(そうだな、じゃあ少し観光してから帰るよ)
(そうするといい、それじゃまたね)
そして俺とナナシは高速移動でその場から消える
「ただいま〜」
「あ、おかえりなさい柏葉君」
あれから屋台や観光名所を回ってから帰ってきた
え?騒ぎ起こしておいて観光できたのかって?
実は能力で性別転換して観光してました
「なんかナナシに召喚されたから神界使って鬼ごっこして帰ってきた」
「鬼ごっこ?」
「ああ、スキルとか使ってかなり本気の鬼ごっこした」
「ヤバそうですねそれ...」
「まあとりあえず食堂にご飯食べに行くか」
そして食堂に降りていくのだった




