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ルーナを強くしよう!


「そういえば柏葉君、私のことを強くするって言ってたけどどうするの?」

あの後ボルスとロイルと別れて宿に向かって歩いている時にルーナが聞いてきた

ちなみに飛ぶと何かと目立つので歩いている

「それは俺の能力でするから人目につかないところでやろう、とりあえず宿の部屋でやるか」

そう告げまた歩き出す












「ギルドから宿まではそんなに遠くないな」

あれから5分ほど歩いて宿に入った

「そうですね、どちらかといえば近いので便利です」

そして受付で部屋の鍵を受け取ろうとすると

「なんでこんなガキがこの宿に居るんだよ、とっとと帰れガキが」

と、冒険者らしき人物が絡んできた

「俺がいて何が悪い?言ってみろよ」

めっちゃわざとらしく煽ると

「そもそもお前みたいなガキがいるのがおかしいんだろうが!邪魔なんだよ!」

なんか酷いとばっちりだな

すると、冒険者はルーナを見てニヤリと笑うと

「だが、女は俺の部屋に止めてやってもいいぞ、気に食わないが」

……なんか飽きた

次の瞬間、俺はスキル 天叢雲剣を発動させ、とてもじゃないが普通の冒険者には視認できない速度で顕現させた刀を冒険者の首元に突き付ける

「あ?」

冒険者からすればいつの間にか現れた刀が全く見えない速度で振るわれ、気づけば首に突きつけられているのだから驚くのも無理はない

そして少し殺気を出して

「まだやるか?」

と尋ねると、一目散に冒険者は逃げていった

(あれ?ギルドでも似たようなことがあった気が...)

と、ルーナも呆れている

「それじゃ部屋に向かうとするか」

そして周りから視線を浴びながら部屋に向かっていった









「さて、ルーナを強くするって話だが、どれぐらい強くなりたい?最低ラインは今の俺と同じぐらいだな」

「最低ラインが高すぎます!」

とツッコミを入れられる

なかなかにいいツッコミじゃないか...

「まあ俺と一緒にとりあえずはBランクとしてやるんだからそれぐらいがちょうどいいだろ(まあ正直今の力を封印しきっている状態でもSランクとやりあえるぐらいには強いが)」

「そ、そういうものですか?」

「そういうものだ」

半場ゴリ押しで納得させる

「それで、どれぐらいがいい?その気になれば俺の上限解放100%のさらにオーバーリミットをした状態までできるが?」

「やめてください!そんなに強くならなくていいです!最低ラインで十分です!」

ここまで言ってから初めて気づいたことがある

「今気づいたんだが俺の上限解放100%の力を渡すとルーナが死ぬ」

「それなのにそれだけの力を渡そうとしたんですか!?」

「ごめん...」

めちゃくちゃルーナにツッコミを入れられる

「まあとりあえずやっちゃいますか、今の俺と同じで良かったよな?」

「は、はい、それでお願いします」

(それだけでとんでもなく強くなりそう...)

「わかった」

と短く返事をし、異能力を創造する


『異能力創造 戦力共有』


これは自分の持っている力をある程度共有させることができる異能力だ

これをルーナに対してかけ、今の俺と同じぐらいの力を共有する

「それじゃやるぞ、準備はいいか?」

冗談半分でそう尋ねると

「も、も、もちろんです!」

……余計に緊張させたな

まあいいか、とりあえず始めよう


『異能力発動 戦力共有』


これでルーナに力を共有できるようにして、共有する力を今と同じぐらいにする、ついでに無限収納も共有する

「うっ!?」

するとルーナが頭を押さえる

恐らく俺の強大な力を一気に流し込んだから頭痛が起きているのだろう

「大丈夫か?とりあえず治癒させるぞ、『ヒール』」

柏葉は魔法の素質や力はあるものの、基本的に異能力を使い戦うため、よく使うのが治癒魔法となっている

「あ、ありがとうございます、収まりました…」

そしてルーナは少し手に力を入れたり抜いたりしてから

「凄いですね!とんでもなく体が軽くなりました!ありがとうございます!」

と、めちゃくちゃ喜んでくれた

じゃあ次は...

「それじゃあ力に慣れるために模擬戦するか」

そう伝えると、ルーナが固まった

「えっと...柏葉君と模擬戦するのですか?」

「俺以外に誰がいる?」

その瞬間ルーナ野顔が絶望に染まったかのように青くなる

「あの...私殺されませんよね?」

確認のように聞いてきたので

「多分殺さない、ていうか俺が本気で魂ごと殺さない限り蘇生できるぞ」

「お願いですから殺さないでください!」

涙目で懇願される

「人聞きの悪い...そもそも今の俺と同等まで強くしてるんだからそんな簡単に死ぬわけないだろ、とりあえず行くぞ」

そして宿の裏側にある訓練所に向かう









「さて、じゃあまずはルーナの好きな武器を言ってくれ」

訓練所に向かうとまずそう尋ねてみる

「好きな武器ですか?そもそも今まで武器を使ったことないのでわからないです...」

「んじゃ、俺が決めてもいいか?」

念の為尋ねておく

「はい、ぜひお願いします」

と言われたので考えていた武器を伝える

「ルーナには短剣と長剣の二刀流をしてもらおうと思う」

そして用意していた赤い色の短剣と長剣を渡す

「二刀流ですか?難しいのではないですか?」

「確かに難しいがさっきの異能力を忘れたか?この異能力はスキルも共有できるからレベル測定不能の二刀流術を共有するぞ」

そして共有すると力の中に二刀流術を入れると

「あれ?不思議と手に馴染むようになりました」

そりゃスキルを共有したのだから当然だろう

それじゃ、早速始めますか

「じゃあ早速かかってこい」

そして構えようとすると

「待ってください、柏葉君の武器はどんなものなのですか?」

そういえば伝えてなかったな

「俺の武器が見たいのか?」

と聞くとコクリと頷く

まあ見せても問題ないか

そして俺は両手に短剣と同じぐらいの大きさの小さな緑色の鎌を無限収納から取り出す

「俺の武器はダガーの鎌バージョンみたいな感じがメインだな、他にも刀や長剣や大鎌なんかも使うな、この鎌は深緑の鎌、魔力を流すとそこらの奴らなら傷をつけられて5秒ほどで死ぬ毒を出せる、他にも斬撃を連続して飛ばしたりできるからかなり強い、しかも切れ味も逸品でそこらのマジックアイテムとかなら軽く切断できる、さらに持ち主の好きな重さに変わるし、不壊のエンチャント済み」

「むちゃくちゃですねその鎌…」

「ルーナに渡したやつもかなりのものだぞ、それは俺の血を濃縮してマジックアイテムにしたタングステンに染み込ませてある、俺の血液操作でやったから切れ味がやばいし軽いだろ?しかも刃こぼれしないよう不壊が付与してあるそれと、それを持っているだけで全属性耐性と精神攻撃耐性が着く」

「これもなかなかにやばいですね...」

「まあこの深緑の鎌は今回魔力を流さずに使うから死なないだろ、とにかく始めるぞ」

そう言って構える、ルーナも同じように構え、二人の間に1枚の葉が落ちた

「「ッ!」」

そして同時に地を駆け出す

まず攻撃を仕掛けたのはルーナ、流れるように速度を力に乗せ下から右斜め上へ長剣を切りつける

柏葉はそれを鎌の柄の部分で弾き返した

すると鎌でルーナの手元が一瞬見えなくなった隙にルーナが短剣で突きを放つ

それを柏葉柏葉もう片方の鎌で受け流す

そして受け流された勢いでルーナがこっちに体制を崩した

だがそれは柏葉にすれば十分すぎる程の隙だった

気がつけば首元には緑に光る鎌が突きつけられていた

「初めてにしてはやるな、だけどまだ少し甘いな、受け流されて体制を崩したのがダメだったな、まあ初めてにしては凄いと思うぞ」

「あ、ありがとうございます!」

と、ルーナは嬉しそうだ


それからしばらく模擬戦をした後宿の食堂へ向かった


模擬戦を見ていた他の冒険者たちは呆気に取られていたそうだがそれはまた別のお話...




新異能力

『戦力共有』

自身の力やスキル、異能を共有することができる

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