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短編

魔法使いと使い魔の日常 ラスト

作者: oga
掲載日:2016/04/10

「なんだそれ、面白そうだな。やってみっか!」


そう言って、俺は猫の体と自分の体を入れ替えた。

白い魂のようなものが抜き出て、猫に入る。

また、猫の魂も、俺の体の方に入っていった。


急に目線が下がった。

そして、スックと二足で立ち上がり、周りを見る。

そこには、俺が4つんばいになってニャーと言っているではないか。


「おい、猫!ちゃんと2本足で立ってくれよ! 気持ち悪いなっ」


「ご主人こそ、ちゃんと4つんばいで歩いてください!気色悪いですよっ」


そう言われても、普段2本足で立っているため、4つんばいは妙に歩きにくい。

猫の方も、2足歩行は初めてのようで、ぎこちない風だ。


「ご主人!この体すっごい動かしにくいですっ」


そう言って段差に思いっきりつまずく。


「おいおい、俺の体だぞ」


「あいたた、しまった!起き上がる方法が分かりません!」


俺も俺に駆け寄ろうとしたが、前足と後ろ足が同時に出て前に進まない。

くるくる回っている。


「おい!どうやって進むんだこの体!」


「こっちのセリフですよご主人!」


足をバタバタさせているだけで、起き上がれそうにない。

まるでおもちゃのロボットが転倒した時のようだ。


「くっそ、全然進まねえ!」


「もとに戻りましょう!」


そうして、2分で元の体に戻った。

2人とも全身に汗をかいている。


「はあ、はあ」


「はあ、はあ」


「と、とりあえず、この魔法は二度と使わない方が良いな」


「そ、そうですね……禁術にしましょう」


こうして、しばらく猫と俺の生活は続き、猫は飽きてどっかに去っていった。


終わり

書いてて爆笑してしまったw


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