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6限目 優勝はエントリーNo.?
『さぁ!皆さまお待ちかね。いよいよ始まりました、ミス萌紋雅高校水着大会、主催はこのわたくし、生徒会長の愛米色が勤めます。司会進行も務めさせて頂きますのでよろしく☆』
「1番楽しみにしてたのラブコメ会長だもんにゃ〜♥︎」
審査員席に座る真佐宮あいこと姫森朱華凛が話している。
「今日は一段ととろとろだけど昨日お酒でも呑んだのかしら?あいこさん。」
「んな訳ないでしょ!ウチら未成年っだよ!昨日、パパちゃんの晩酌しててスルメを分けてもらってたら寝たの夜中の2時だったから寝不足なだけ。」
「…そうでしたか。」
『投票券は行き渡りましたでしょうか?投票の権利があるのはここに居る生徒の皆さんと会長のわたくし、副会長の姫森君、3年会計の真佐宮君、そして我が校の校長、朝夏校長です!ではさっそく始めたいと思いま〜す♥︎拍手‼︎』
『エントリーNo.1番、ピンクの髪と優し気な雰囲気を身に纏った桜の妖精、明日香桜〜!』
「桜ちゃんガンバ‼︎」
1番近くで奏が応援している。
「は…恥ずかしいよぅ…」
ピンクにしろのレースとフリルをあしらった桜ちゃんにぴったりの水着だね。