3限目 生徒会長に立候補したあの頃
今日はテスト期間も終わり午後からは生徒会議を行う予定だ。
生徒会室にはまだ誰も来ていない。
1番に愛米色会長がやって来て、次に姫森副会長がやって来た。
「他の子はまだですわね。」
長いパイプ机がコの字にしてあって会長の隣に姫森が座りながら言った。
「あぁ。」
「でも、貴方が生徒会長に立候補した時はびっくりしました。私のライバルは色さましかいないとは思っていましたが、まさかハーレム統治国家にしようというスローガンを掲げるなんて思いもよらなかったですもの。」
「だが当選した。」
「はい。私が負けるとは思いませんでした。」
「それだけハーレムを望んでいる人間が多いという事ではないか?」
「……。この学校の生徒は男子と女子の割合は半々。という事は女子にもハーレムを容認する方がいるという事。」
「そ!つ〜ま〜り〜ひとりのモテる男に付いていきたいという女性も又、沢山居る、という事だなっ!」
「はぁ…。」
「姫森なら逆ハーレムも夢じゃないだろっ!ハーレム統治国家は必ずしも男性を中心としたものばかりである必要はない!」
「何んだか未来的に貴方ならやりそうね。ハーレム統治国家の実現。」
色は姫森ににこりと笑いかけた。
「あ〜あ‼︎色会長、姫森副会長2人で何話してたんですか?」
1年書記の水宮奏が生徒会室に元気に入って来た。
「ハーレム統治国家についてだ。」
「その話ですか!あのですね、その話についてはこの僕も話したいと思っていたんですよ!」
奏はボーイッシュだが胸は大きく、推定Fはありそうな水色の髪を耳の近くのサイドだけ長めにした元気女子。まつ毛が長いくて吸い込まれそうな程、瞳が綺麗。
「あぁ、でも今日の議題は…。」
他の生徒会の子達も続々と生徒会室に集まって来た。
「その議題はまた今度必ずやろう‼︎では皆んな集まった所で今日の議題、『プール開き兼、ミススクール水着大会』を執り行うことについてだ‼︎」
つづく…
お久しぶりもお久しぶりです…めっちゃ更新出来なくて心苦しい…ですが今回も元気いっぱい新キャラクターなどこれからもどんどん面白くしていけたらな〜と思っておりますのでよろしくお願いします(★★)