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世迷404  作者: 南瓜牌
Chapter2
9/9

2ーきえまさかさ

「ほのぼのダークライト異界探索アドベンチャー」って自分で言うのもアレですけど結構よく判らないジャンルですよね。

取り敢えず読んでくれれば何となくわかる様に書いているつもりですけど。

たまぁに、作者本人でも「ホラー」に出すべきだったか「ローファンタジー」に出すべきだっか迷う事があります。

軽く愚痴を漏らした「彼」は、仕方なさそうに、もう一度辺りを見た。


「それら」は其処に居た。


それ()

詰まりは複数いる存在。


裏返った皮膚…


赤々とした肉に、肉を這う血管…


肥大化した単眼…


何故かスーツだけはきっちり着ているのが、何処か不愉快にさせられる。


普通なら響き渡るであろう「ぬちゃ…ぬちゃ…」と言った音は無い。

それだけじゃ無い、これだけの数が居るにも関わらず、駅に有り勝ちな「がやがや」とした雑多な音も無かった。


尋常で無い程に静かだった。


一言で言うなら「人」が裏返った…

そんな存在。


「それら」は正式には「uɑɯnᗃ」と称される「異常存在(エネミー)」なのだが、

何処か杜撰な所が有る「彼」は「人」を引っくり返して「y」なんて呼んでいる。


抑抑、「uɑɯnᗃ」と称されている事を知らないのだから、しょうが無いと思うが、

「彼」本人の感性としては個人的に一番良い感じに名付けれたらしい。


ああ、それと「エネミー」何て洒落た呼び方をされているけど、全部が全部敵と言う訳では無い。

「異常存在」には「異常存在」なりの常識が有る見たいだけど。


大抵人類との間には割りかし致命的なずれが有ったりするから、未だに敵か味方か確証を得られて無かった昔の呼び名を使っているのだ。


「異常存在」にとっての善意が人にとっては死に繋がるなんて、今でもそこそこ有る事だった。


[ y 」

人形の肉かい。

ふしぎなことに、

血はながれでてない。

きほんてきに、

むかん心だから、

あんぜんあん心なやつら。

主人公が矢鱈厄介な所に迷子に成っているだけで、基本的には、

ゆうや■こやけTRPGとクトゥルフ神話TRPGを足した様な平和?な世界観です。

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