本日二度目の全力逃亡
さて、 ホームルームも終わった。 鏡花さんの所に行きたい所だけど……ドアが通れない……
いやまぁ、 生徒の皆ならなだ分かるよ? でもなんでセツナ、 夕陽、 マリーも? セツナ以外他のクラスだよね。 イチバンおかしいのはさぁ、
なんで先生まで止めてんの?
いや普通の先生ではないことは分かっているよ? だって、 『放課後の授業だ!』といわれて貞操狙われたからね? どうせなら最後までヤッて欲しかったけどさぁ、 いきなり電気を帯びたナニかと振動しているナニかを取り出すんだもん。
後者に関しては股から取り出したからね!?
いくら俺でも引くよ!?
そういうのあったらいいなーとも思ったのも事実だけどね!?
「シー君? どこでその女狐と会うの? 首持ってくるから?」
「そうだ伸さm、 伸君! 僕チェーンソー持ってくるから!」
「今、 学校中の監視ドローンが動いていますわぁ。 逃げれるなんて思わないで下さいまし。」
「教師として不純異性交遊ナントカは許可出来ないなぁー」
セツナ! あまりハサミをチョキチョキするな!
……怖いから
夕陽! どこからかチェーンソー持ってくるつもりだ!
……もうひとつ持ってんじゃん
マリー! ドローンのことに関してはいつも動いてるじゃん……
先生! 自分がヤッたのはカウントに入れないんですか?
一人一人にコメントしていると後ろからガシッと掴まれる。 親衛隊の皆様だ。 窓から入ってくるな! ベランダでちゃいかんって習わなかったのか! あれ? その手に持っているのはなんだろう?
俺の目には金属バットに見える……
「せいかぁぁぁぁあい!!!!!」
できればハズれてホシカッタナー
ダッシュ! ダッシュ!! ダッシュ!!!
止まったら殺される…… 死にたくない……
その時だった。 ダンッ! と前にあった扉が開き、 手が伸びて俺をその部屋に引き込んだ。 口を塞がれたがその間、 俺を追いかけて来た足音は遠ざかっていった。俺は安心し、 感謝の言葉を伝えようとしたが……
「ようこそ。 我が愛の巣へ」
嗚呼、 神様。 どうやら俺は、 イチバン来てはいけない所に来てしまったようだ。
そこに居たのは 生徒会長、 黒川 桜だった。
昨日投稿出来なくてすみません。
もっと頑張ります!