始まりは……
癖ぶち撒けました!!!
ヤンデレ要素強めなので気をつけて読んでください!!!
“ソレ”、が判明したのは急な事だった。 俺、赤石 伸は、これ以上ないくらい驚き、恐怖したのを覚えてる。
何が起きたかのは三日前に視点を戻さないといけない。
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三日前、テレビ取材の企画、『知られざる恐怖を見つけろ! <盗聴機を捜せ!>』と言うモノでテレビの人が、家に上がって来た時だった。“ソレ”が大量にあったのが見つかったのは。
勘のいい人は気付いたと思うけど……
そう!!俺の部屋に盗聴機があったんだ!!!
見つかった時の様子はこうだ。
「伸さん、貴方の家に、 盗聴機がある可能性があります。」
「へっ? マ?」
「マ」
この時は驚いたが、まぁ、冷静に対処できていた。
この家は一軒屋で、 家族みんながくらしている。 家族を守る為に是非調査をしてくれと頼んだ。
プロらしき人物がレーダーを頼りに、 二階に登って行く時にこんな対話をしたのを覚えてる。
「どうです?見つかりそうですか?」
「はい、 だけど変だな……なぜか多数の反応が一部屋に集まってる……」
「あー、 妹か姉じゃないですか?俺の妹と姉、メッチャモテるんですよ。 ストーカもしばしばあります」
「ほー、 苦労してますね」
そうだ、この時はまだ呑気だったんだ。
次の一声で、俺は少なからず動揺した。
「あっ、 この部屋ですね。」
「えっ、 ここ、 俺の部屋じゃないですか」
「えっ、そうなんです?まぁっ、 あんまり気にしないでください。 貴方がモテてる可能性がありますよ〜、 ではっ!はじめるので一旦外に出でください。」
「はい! 」
その後、インタビューを受けていたが、途中でプロが飛び込んで来た。
「伸さんっ!!大変っ!!盗聴機が……
少なくとも百個以上あるかも!!!
それに盗聴機だけじゃなく、カメラ、センサー等も沢山っ!!!」
「えーーーっ!!!」
「ちょっと探すの手伝ってっ!!!」
「分かった!直ぐに!!!」
動揺し、心が潰されそうなくらいの不安を抱きながら俺は、 直ぐに飛んで行った。
そして、余すことなく調べ、 取れたモノも見て俺は……恐怖したんだ。
その数……合計……
10023個!!!!!!
ヤバイっ!
これが……始まりだった。