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第35話 女の子の○○を切り落としました

 アオイってすごく不憫だな。まあこれからは僕が美味しい物を食べさしてあげよう。


「ありがとうございます…」

「え? 今レン様何か言いましたか?」

「いや何も言ってないよ。アオイが心を読んだだけだから」

「心を読んだ?そんなことが出来るのですか」


 そりゃ混乱するよな。スキル使ってる訳でもないし、念話も漏れないように注意しているのに何故か読んでくるのだからな。


「そういえばレン様は何故市場に居たのですか?」


 あれ?説明してなかったかな。


「マインが帰って来なかったから迎えに行ったんだけどいつの間にか市場を見る流れになったんだよ」

「そうだったんですね。それで何か買ったのですか?」

「武器を買いました…」


 確かに買ってたな、武器(エスカリボ○グ)を。


「レン様は本を買ったのですか?」


 そういえばマインとは本屋から出る時に会ったんだっけ。


「ああ、物語と読めない字で書かれた本を買った」

「読めない字で書かれた本は利用価値が無いと思います」

「アオイなら読めると思ってな」


 収納から古神語で書かれた本を出してアオイに渡す。


「この本なんだけど読めそうか?」

「読めるみたいですね。えーと、回復魔法についての研究書みたいですね…」


 回復魔法か、アオイが使えるしいらないかな。


「レンくん、これ凄いですよ。腕を失っても生えてくるらしいです…」


 欠損が治るのか、それって凄い事なのかな?


「アオイの回復魔法では治せないのか?」

「私の回復魔法はそこまでは出来ません。何方かと言えば1人を回復させるより大勢を回復させる事に特化しているので…」


 アオイは天使だからなぁ。1人よりも軍隊単位の回復になるのだろう。それだったら使えるようになっといた方がいいな。


「使えそうか?」

「まだ読んでいないので分かりません…」

「それもそうだな。もう遅いしそろそろ寝るか」


 夜ご飯のあとに話し合っていたのもあって外は暗くなってきた。

 やはり異世界には電気など無く、日の出と共に起き日の入りと共に寝るらしい。ランプを使えばもっと暗くなるまで起きていられるがそこまでする必要は無い。なので早寝早起きをしている訳だ。


「レンくん。おやすみなさい…」

「レン様、おやすみです」


 さて羊でも数えて寝ますか。


 ───────────────────────


 新しい朝が来た、希望の朝だ。

 夏休みによく聞く(らしい)メロディーを口ずさみながらベッドから降り…

 グ二っ

 え? 何この既視感(デジャブ)。まさかまたアオイがベッドの下に居るのか?

 首を回して下を見ると茶色い塊があった。


「何で部屋にこんな物があるんだ?」


 不思議に思いつつ近くで見てみると茶色いのは所々赤かった。というか両手首を切り落とされてロープで蓑虫みたいに縛られた女の子だった。


「や、やばい。えっとこういう時は心肺蘇生をすればいいのか?いや、まずは止血だ」


 女の子の手首はロープで手荒く止血してあったけど血が少しずつ垂れている。

 とりあえず錬金術の応用で止血しておく、イメージは傷口を焼いて止血する感じかな?

 冷静に考えてみたらこの状況やばいよな。これをやった犯人がここにいるかもしれない。は、早く2人を呼ばないと、殺され…はしないか。僕は不死身に近いし、1人でも十分強いし。

 でも怖い事に変わりはないから2人を呼んでおこう。


「アオイ、マイン、ちょっと来てくれ」

「ここに居ります。レン様」


 え? 何でマインがここに居るんだ?

 アオイが来てから聞いた方がいいかな?


「とりあえずアオイを呼んで来てくれ」

「わかりました」


 とりあえずアオイが来てから考えよう。



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