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第28話 ギルド内試験

皆はこの流れで分かってくれたかな? そう今回の説明もすごく長かったんだよ。だから省略さして貰います。

まあ、要点をまとめると、


ランクはFからSまである。

ランクを上げるには一定数のクエストをクリアしてポイントを稼がないといけないらしい。

ポイントは

Fランククエストが2ポイント

Eランククエストが4ポイント

Cランククエストが8ポイント

と言うふうに上がっていくみたいだ。

ランクを上げるのには自分のランクのクエストの10倍のポイントを貯めればいいらしい。

つまりEランクに上げるには20ポイント必要な訳だ。

受けることの出来るクエストは自分のランクと同じか上下1つまで。


これがカードについての説明だ。今の僕のランクはFだが頑張ればSまでいけるのだろう。

そして


冒険者同士の喧嘩の禁止。

ギルド内で武器を抜いたり魔法の詠唱は禁止

街が襲われるなどの緊急時に出される緊急クエストに参加すること。


これがギルドの決まりだ。

まあ、当たり前なことばっかりだから説明はいらないな。


「あ、坊主。魔術ギルドのE試験を合格してたらDから始められるぞ。魔法を一発撃つだけだから簡単だしやってみたらどうだ?」


マジですか。


──試験を合格してたらランクDから始められる。


これは良いことを聞いた。僕は魔力が殆ど無限に近いお陰で魔法使いでもやって行けるからな。


「僕も魔法が使えるのでDから始められそうですね」

「えっと、剣士ですよね。魔法が使えるのですか?」


剣と魔法がつかえるひとは少ないのかな?


メシア)普通、剣は魔力に自信が無い人や魔法に適正が無かった人がなります。また、魔法が使える人は剣の練習をせずに魔法の練習に費やすので、剣と魔法の両方を使える人間は余程のバカでも無い限りいません。


なるほど。なら一言言っておくか。バカだと思われたくないし。


「えっと、昔は魔法を覚えていたんですけど、性能の良い剣が手に入ったので剣も使えるように練習したんですよ」

「その剣って言うのは今持っているのか?」

「ええ持っていますよ」

「ちょっと見せてもらってもいいか?」

「いいですよ」


僕はアカギを取り出してさっきからアドバイスしてくれている冒険者の男にわたしてみる。


「確かに良い剣だな。だが魔法は今でも使えるのか?」

「使えますよ」


昨日も盗賊をぶっ飛ばす時に使ってたし。

あっ、盗賊のことを忘れてた。


「盗賊って捕まえたらどうすればいいんですか?」

「それならここでも買い取ってくれるぞ」

「そうですか。じゃあ連れてきますね」

「もう捕まえてあるのか。剣と魔法を使えるのは伊達じゃ無いみたいだな」


いえいえそんなにすごくないですよ。

と言い残しつつ盗賊を取りに戻る。

マインとアオイには僕がギルドに行っている間に宿を決めて貰ってるんだけど、決まってるかな?


(アオイ、宿は決まったか?)

(はい、ギルドの東にある山猫の宿という所です。)


どうやら杞憂だったみたいだな。

しかしこの通りも随分賑わっているな。アクセサリー店や武器屋もあるな。こんなに人が居たら儲かるのだろう。様々な店が並んでる。

もっとも、今はお金が無いし欲しい物も無いからよる必要はないな。


とか考えてるうちに宿についた。

見た目は大きな民家だな。三階建てで1階に受付と食堂が有り、2階と3階が泊まれるようになっている。お風呂とトイレは部屋に一つ一つ付いていてクローゼットも付いている。そしてアオイ達が借りたのは寝室が2つある部屋だ。

何で入ってもいないのに分かるんだって?

不思議パワーだよ。(ギルドからここに来るまでにアオイから説明があっただけです。)

まあ、とりあえず入りますか。


「いらっしゃい。飯か? それとも宿の方か?」


そこに居たのは17歳くらいの綺麗なお姉さんで気が強そうですごいこちらを睨んできた。やはり異世界には美人が多いみたいだな。でも話しかけて来たこの宿の主はこの(綺麗な)お姉さんでは無く、その隣の額に傷がある強面のおっさんだ。


「連れが来ていないか?」

「ああ、嬢ちゃん達の連れか。204号室だよ」

「ありがとう」



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