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空音  作者: 優月
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人嫌いな俺

最初に見た空は何色だったか、最初に聞いた音は何だったか

俺が覚えてる最初の空は灰色で、最初に聞いた音は救急車のサイレンの音だった。








ヘッドホンを付け外部からの騒音を遮断する。

アプリゲームを開きただ淡々と目的地に着くまでゲームをやり続ける。

ヘッドホンからは音は流れていない。ただ外の音を聴きたくないから、その一心で付けているだけだからだ。

『次は〜……』

電車のアナウンスが流れる。それと同時にカーブを曲がる。時刻は午前7時55分。空は曇り空だ。

「ふぁー……」

24時間常に襲いかかってくる睡魔は俺に欠伸を促し、数年前から襲いかかってくる吐き気は胃を刺激し続ける。

『ドアが開きます、ご注意ください』

アナウンスが流れると共にドアが開く。

車内から一気に人が流れ出る。スーツや制服を着ている人が多い為、その光景はまるでどこかの虫を思い浮かべる。

人混みに酔ったため駅の構内の柱にもたれ掛かる。何回見ても慣れることが出来ない。

電車の発着予定時刻が電光掲示板に表示される。

時刻は午前8時15分

「……遅刻だな」

俺はそんなことを呟き駅から少し離れたコンビニに向かって歩を進めた。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 話の内容言いたいことは分かる。 [気になる点] 言い回しや深みのある語り方をしたらもっと良くなると思う。 [一言] きっともっとよくなると思った。
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