表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/47

第二十一章9 【アンサー・クリエイト/第10席戦3】9/3戦分勝負2

 【ショット・ストライクチーム】の、

 第11戦分から、【アナザー・マルチナ】、

 第12戦分から、【染井(そめい) 佳乃(よしの)】、

 第13戦分から、【ラーエル(RAELLE)】、

 【ドクター・クレイジーチーム】の、

 第11戦分から、【デス(DEATH)ヘブン(HEAVEN)】、

 第12戦分から、【栞酎(かんちゅう) 翠詠(すいえい)】、

 第13戦分から、【(おぼろ)】、

 による3対3の【セレクト&ラッキーチョイス対決】が行われる事になった。

 これに強さや人間関係は一切関係ない。

 戦うのは1名ずつ選んだ、【戦闘ドール】である。

 勝利するか敗北するかの違いはあるが、それによって選手が傷を負うことはない。

 あくまで、選択する事と運。

 それを勝負とするものである。

 まずは、【アナザー・マルチナ】と【デス・ヘブン】がじゃんけんで、どちらが先に【戦闘ドール】を選ぶか決める。

 それで先鋒戦が行われ、負けた方のチームは、中堅の選手が残った98体の【戦闘ドール】から1体を選び、勝った方の先鋒の選んだ【戦闘ドール】と戦う事になると言うルールとなる。

 まずは先鋒同士の挨拶からだ。

 【アナザー・マルチナ】は、

『どうも・・・

 私は【マルチナ(MARTINA)アゼヴェード(AZEVEDO)バレット(BATTETO)】って事になっている存在。

 言ってみれば【アナザー・マルチナ】って事ね。

 ただの人間ではないわ。

 そちらも見た目からは、人間とは思えないわね』

 と言った。

 【デス・ヘブン】は、

『見た目で解るであろう。

 私は元、【アンデッドチーム】のチームリーダーの1人、【デス・ヘブン】である。

 選択と運だけの勝負と聞いて少々、拍子抜けしたが、勝負は勝負。

 勝たせてもらう』

 と答えた。

 【人外同士】の戦いとなるが、【人外】としての特性は活かせない勝負を嘆いている様だ。

 それからじゃんけんをする事になり、勝利した【アナザー・マルチナ】は後を選択した。

 やはり、【デス・ヘブン】が【戦闘ドール】を選んだ後に【戦闘ドール】を選んだ方が、良いと判断した様だ。

 【デス・ヘブン】は、

『・・・では、私から選ばせてもらう。

 私は、97番の【戦闘ドール】を選択する』

 と宣言した。

 【アナザー・マルチナ】は、

『なら、私は、48番の【戦闘ドール】を選択するわ』

 と宣言した。

 こうして、【デス・ヘブン】の選んだ【97番の戦闘ドール】対【アナザー・マルチナ】の選んだ【48番】の【戦闘ドール】が戦う事になったのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ