第二十一章8 【アンサー・クリエイト/第10席戦3】8/3戦分勝負1
次の第11戦は、第11戦から第13戦を兼ねて3試合分の戦いとなる。
よって、それぞれ3試合で出る予定の選手が出ることになる。
【ショット・ストライクチーム】から出るのは、
第11戦分から、ポルトガルとオランダのハーフの女性【マルチナ・アゼヴェード・バレット】/女性マジシャン/第5回から第7回覇王杯/オーバーロード・カップ順転参戦方式参加チームリーダーで宿主である【マルチナ】を操っている【アナザー・マルチナ】、
第12戦分から、【染井 佳乃】/第5回から第7回覇王杯/オーバーロード・カップ順転参戦方式参加チームリーダー、
第13戦分から、【人魚】/【ラーエル】/第5回から第7回覇王杯/オーバーロード・カップ順転参戦方式参加チームリーダー、
【ドクター・クレイジーチーム】から出るのは、
第11戦分から、【ネクロマンサー】/【デス・ヘブン】/第5回から第7回覇王杯/オーバーロード・カップ順転参戦方式参加チームリーダー、
第12戦分から、【栞酎 翠詠】/第5回から第7回覇王杯/オーバーロード・カップ順転参戦方式参加チームリーダー、
第13戦分から、【朧】/第5回から第7回覇王杯/オーバーロード・カップ順転参戦方式参加チームリーダー、
となる。
何と、6名とも【芳一】も参加した第5回から第7回覇王杯/オーバーロード・カップの順転参戦方式の方のチームリーダーとなる。
同じチームのチームリーダー同士も二組ある。
やはり男女に分かれて、戦う事になった様だ。
この3試合分を賭けて、ゲーム方式での勝負となる。
名づけて【セレクト&ラッキーチョイス対決】となる。
これは、選択と運を試す勝負となる。
【第11戦】の対戦相手両名を先鋒、
【第12戦】の対戦相手両名を中堅、
【第13戦】の対戦相手両名を大将、
として、1人一体ずつ【戦闘ドール】を選択する。
【戦闘ドール】は100体用意され、体型や装備なども全て異なっている。
そして、その【戦闘ドール】1体1体にはランダムに【戦闘プログラム】をインストールする。
100種類の【戦闘プログラム】には相性があり、得意なプログラム、不得意なプログラムが全て存在する。
つまり、それぞれのチームが選んだ【戦闘ドール】がどんな戦い方をするかは運次第。
勝つか負けるかは解らず、判断出来るのは、見た目だけである。
例えば、素早い動きが出来るが力士ではなくただの肥満体のボディーだったらその良さは半減するし、
逆に、力の使い方が上手いプログラムで筋骨隆々のボディーに当たれば、戦闘力は倍増する。
それをふまえて、自分の身代わりとなる【戦闘ドール】を選び、先鋒戦から戦う。
勝った方は相手チームの中堅とも続けて戦う。
それで先に相手チームの大将を倒した方が3試合分の勝利の権利を得ると言うものである。