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2ポイントの重み

 拙作を20万字書いて実質的な評価が2ポイントしかもらえていない話は何度もした。正直文字にする度に微妙な気持ちになる。ところがどっこいこれが現実。


 初めて身内以外からポイントをもらった時、それが最低評価の2ポイントだった時、心底「なんで……?」と思った。だってだって家族は褒めてくれるし。「俺は!なろう作家で!20万字で!模擬戦なんだよ!」と信じて疑わなかった。


 結局筆者は井の中の蛙どころか、水たまりのボウフラくらい矮小な存在であった。


 初めての「赤の他人」である読者がわざわざ低いポイントを残して去っていく気持ちが当時は理解できなかった。「気に食わなかったのなら無言で去ればいいじゃねーか!」とすら思った。というか今でも完全に理解できたとは言い難い。ちょっとは楽しんだでしょ? 暇つぶしになったでしょ? もっと星くんない? ブクマしてくれてもええんやで。


 正直ショックでその夜は5時間位しか寝られなかった。ロングスリーパーである筆者にとってそれは死活問題である。冗談は作品だけにしておいて、問題なのはそれ以降1ポイントもポイントが増えないことである。その事実が段々と筆者を狂わせる。最初の2ポイントは「読んだよ。また来るね」のサインではないかと思い始めるようになった。


 たまに一括ダウンロードの痕跡が見つかると評価が増えないかという気になって仕方がない。前回は感想がどうのこうの言っていたが、2ポイント事件以降はポイントが欲しくて仕方なくなった。クソザコメンタル故にたった一度の評価で価値観が狂ってしまった。ポイントは命より重い……! あと感想の方がハードル高いやんけ。それを理解したこともある。


 2ポイントでショックを受けていた人間が、1か月もしないうちに「2ポイントでもなんでもいいから反応くれや」状態のカスになってしまった。かといって改稿したり、無理くり完結させて次作で勝負したりと努力することはない。だって対戦ゲームでも頭打ちになるとすぐ飽きるタイプだったし。要するに真面目にweb小説と向き合える人種ではないということだ。


 ここで筆者は画期的なアイデアを考えつく。支給されたポイントをアカウント名を明らかにして贈り合うのである。感想と一緒に。これで感想とポイントクレクレの筆者の望みも叶うというもの。もうある? ノ〇プラ?


 めっちゃ育ってくれ。ノべ〇ラ。マスコットキャラはかわいいと思う。


 あとブクマが1しかないこと。これもヤバい。


 だって最初に書いたけど身内票のブクマだから。


 本当になろうでは拙作は読まれていない。更新した時間帯にチョロっと人が来て皆帰っていく。仮にこのエッセイもどきの方が反応きたら笑ってしまう。本当に。


 ポイントに関して思うことはこのくらい。全ては駄作を現在進行形でひり出している筆者が悪いというもの。


 もうネタがない。あと創作について思ってることはカクヨ〇の相互評価とツイッターの宣伝について、死ぬほどネタにされてもう味がしなさそうではあるが……。


 こんな話に教訓なんかあるわけがない「ポイントが欲しくて狂う人がいる」ということだけ。でも仮に規約的にセーフでも宣伝にお金は払いたくない。だって2000円あれば祝福と紀行が買えるから。少なくとも筆者はそう思う。


 次回「ツイッター宣伝について」に続きます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] これ、むっちゃ面白いです!
[一言]  それでも、ちゃんと読んでもらえさえすれば——って、考えてしまうものなのかな。って思っちゃいました。
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