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銀河スープ

作者: はるのいづみ

退屈な毎日の中で、

ある奇跡が起こります。

挿絵(By みてみん)



広い宇宙にたった一人で、

魔女のルカさんが住んでいました。


挿絵(By みてみん)


遊び相手は、UFO型ロボットしかいません。

毎日たいくつで、たいくつでしかたがありません。

ある時、メッセージの入ったビンがコツンと

窓ガラスにあたりました。



---------------------------------------

そちらに人間がいると知りました。

ぜひ、遊びに行きたいです。

キリエ

--------------------------------------

挿絵(By みてみん)


宇宙の果てに誰かが住んでいるみたいです。

「私が魔女だと知ったら、来てくれないのかしら?」

少し不安でしたけど…。

それよりも、お客さんが来てくれる方がまさります。


ひゃ~

お客さんが来る! 来る! 来る!

うれしい~!


「私が魔女だと知っても、来てくれるかしら?」

少し不安でしたけど…。

それよりも、お客さんが来てくれる嬉しさの方がまさります。


さっそく、ルカさんは、取っておきの料理で

もてなそうと思いました。

それには、魔女の図書館にいい資料があります。

お料理のレシピから、宇宙の歴史まで、

なんでもそろっています。


挿絵(By みてみん)


「魔女秘伝のスープがあったはず」

森のような図書館へホウキで飛んで出かけました。

あった! 『銀河スープ』の作り方。


まず、秘伝のだしパウダーをいれます。


挿絵(By みてみん)


それから…。

牡ヒツジに、ライオンに、牛に、白鳥に、

小熊に、カニに、秘伝のタレに、魚に、

弓矢?に、たて琴? をいれます!


挿絵(By みてみん)


宇宙の果てまで、あっちこっちの星々から

星のカケラをこっそり分けてもらいました。


挿絵(By みてみん)


大なべに入れてかきまぜま~す!

味みをしてみると、

お口の中に、宇宙の星々が広がるような味です。


うん、これならいける!

おいしい!

これなら、うんと喜んでもらえる!


ところが、UFO型ロボットが、やきもちを焼いて

足を引っかけました。


挿絵(By みてみん)


「ああ~、せっかくの銀河スープが・・・」

ちょうどその時です。




♪ピンポーン

「来た 来た 来た~!」


お客さんは、抱えきれないほどの花束を抱いて

やって来ました!


なべに少し残った銀河スープで、

ごちそうしてもてなしました。

「おいしかった! ごちそうさま~」

お客さんは喜んで帰っていきました。


挿絵(By みてみん)


魔女のルカさんは、見えなくなるまで、

大空の彼方をいつまでも、見送りました。

また、今度はルカさんが遊びに行く約束をして・・・。

宇宙の地図をもらいました。

広い宇宙に飛び散ってしまいました。


挿絵(By みてみん)


そうそう、広い宇宙に飛び散ってしまった

銀河スープは、

夜空にいろんな、星座となって

輝くようになったのです。


挿絵(By みてみん)


               おしまい


友達は何がきっかけで出会いましたか?

何億分の一の軌跡で、出会いが起こります。


それからどうしますか?

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