表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異能と迷宮で青春を!  作者: 銀之蒸
軍神と女王編
47/103

第39.5話 補足 魔力について

今回は割とメタい回です。よって、緩めに見ていただけると幸いです。

 午前の修業を終えた三人は食堂に向かうことにした。


 三人が向かうといつもの場所に聖がいた。少し早めの昼食なんだろう。


「おっ!聖じゃん。製作ははかどってる?」


「んー...まぁまぁ...かな?ちょっと理論が組みあがらなくてな。」


「ほうほう。とりあえず...飯取ってくるわ。」


「おーいってこーい。」


 聖が雑に暁人に促し、注文をし、厨房に食事をとりに行く。


 二人もそれに続き、食事をとってくると三人はそろって同じような席に着いた。


 いただきます、とちゃんと挨拶をし少し食べ始めたくらいで暁人がしゃべり始める。


 ちなみに、今日のお昼ご飯は和食定食である。(三人ともなのは作者がめんど、くない。みんなそろえたかったんだろうね。)


「で、どんな理論なん?」


「魔力についてだね。どうも精神エネルギーと肉体エネルギーの差がね...。」


「あー...それさぁ、会議室解放戦とか、蒼衣の放電地(スタンプール)の話とか、あと...なんやらを聞いて考え直してようやくわかったんだよね。」


「ほう?」


「要はさ、魔力には物理面と精神面が存在するんじゃないかな?」


「...?どういうこと?」


「それはね?」


 ・・・というわけで解説を始めます。


 作者が個々に出張るのはどうかと思うけど、まぁご愛敬くださいな。


 この世界には精神面と物理面があります。わかりにくいとは思いますが、まぁ仮定してください。


 現在彼らが扱っている魔力自体は精神面で物理的なものでは干渉できません。逆に魔力は物理的に存在しているものに対して干渉できます。


 つまり ○精神面→精神面

     ○精神面→物理面

     ○物理面→物理面

     ×物理面→精神面 となるわけです。


 例を挙げて見てみましょう。菜月が闘った眼球お化け(適当)の光線は精神面での攻撃です。


 よってこれは精神面で防がなくてはいけません。


 しかしながら、菜月の技は現実に存在する物。所謂物理面の物をベクトルで操っているので。


 精神面;物理面の割合が0;10になっている感じですね。


 基本的に今のところの創造の技はベクトル中心なんで、精神面には攻撃できない感じですね。


 で、固有武装は精神面;物理面の割合が5;5みたいな感じです。


 よって、光線を弾けました。


 ちなみになんですが、死ぬほど体が頑丈な人がいれば腕が貫かれることはなかったのです。


 感覚での例ですが川が流れているとしてその流れの中心に大木が立っているイメージでしょうか。


 その大木が脆く、川の流れが急だったなら大木は押し流されます。


 しかし、大木が頑丈で、川の流れなら大木に川の流れは分断されますね。


 こんな感じですね。魔力の流れが川の流れ。大木が物理の存在って考えてもらえれば大丈夫です。


 ちなみに異能は魔力を効率よく物理面に干渉できるようにするか、もしくは精神面に干渉できるようにするものです。


 いわば精神面の魔力を10使って精神面;物理面に15ずつに増幅する...みたいなイメージですかね。厳密には物理の割合がちょっと高かったりしますかね。


 まぁ、ここに関しては難しい所ですね。


 そのうち異能で精神と物理を分離する方法とかも出てくるかもしれないですね。


 放電地(スタンプール)に関しては身体の外に纏っている魔力を食って発動するので全く関係ないです。暁人は何を言っているのでしょう。


 あとは...あ、芽衣の闘法ですね。芽衣の戦闘法は魔力を外殻のように纏うことで硬い魔力で他人をぶん殴る感じですかね。


 あ、硬い魔力って何?って話ですが、魔力の密度に由来します。


 わかりやすく言うなら超膨大なデータをフォルダに圧縮するって感じですかね。それでぶんなぐって相手をパンクさせる感じですかね。


 これが魔力の密度ですね。これでレーヴァテインを使ったり、めちゃ硬い外殻でぶん殴る感じですね。


 これで全部かな?そんなわけで作者でした。



「って理論だと思うんだよね。」


「さもお前が話、いやそうだな。そういう理論なら納得がいく。となると...。」


「あの炎の魔術って精神面ってことになるのかしら?」


「そう...だね。本質的に言えば魔力を炎の魔力に切り替えてるようなものだからね。」


 めんどくさい話だが、あれは精神面の炎らしい。つーことは...魔力がないと見えないのか。


「・・・なーるほど...ねえ。今更だけどさ...一個良いかな?」


「うん?何?」


 鳴子の質問に首を傾げる暁人。


()()()()()()()()()()


「それは思った。染めてるようにも見えないし...ってか俺もここ来た時から青髪だしな?」


 え、マジか。確かに、染めてるにしては髪色綺麗だなとは思ったけどさ。


「・・・まぁ異能じゃない?」


「本田忠勝なのに?」


「ヤンキーだったからとか?」


「・・・わけわかんねえな。」


 四者四様ちんぷんかんぷん。でも、異能の影響な気はするねって結論で飯が終わった。


 そんな感じの話で、篝を待つこととなった...。

と言った具合のお話です。魔力に関するお話の補足を入れたんですが結局わかりにくいかもしれないですね。一応回としましたがぶっちゃけどっちでもよかったのでは...?


まぁそんな感じです。このセリフを何回も言ったかもです。


というわけでいつもの挨拶を。


いつも読んでくださっている皆さん。誠にありがとうございます!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ