ミソノの占い。そして彼らは・・・。
今回からまた違うシリーズが始まりました。
「ほほほほほーほほほほほー」
高らかでありながらやかましい笑い声・・・。
「あなたが来てくださればこれ以上良いことはないですわー!」
琴音は上機嫌で黒髪でおかっぱ頭の暗そうな美少女にそう言った。
「まあ・・・。そんな・・・。私なんて・・・。
ただ未来が少し視えるだけで・・・。
そんな大層なことはできませんよ・・・。」
そう自信なさげに言う彼女はほんの少し笑みを浮かべた。
「あちら、どなたですの?」
琴音のお守り隊3人娘の1人、小清水さゆりが
あとの2人に尋ねた。
「桃園ミソノ」さんですってよ。
なんだかわかりませんが超能力者だとかで・・・。」
3人娘の1人、安西みゆなが答える。
「私は嫌です。本来なら琴音様のおそばで仕えるのは
私たち3人のお仕事ですのに!!!それに彼女は・・・。
私の髪形にかぶっていて紛らわしいですわっ!!!」
最後のが本音らしいあまり本編で目立たない城坂ゆいこ。
確かに2人並ぶとおかっぱが2人でややこしい・・・。
「髪形はともかく、超能力って・・・。
どういうことですの???琴音様は非科学的なことは
苦手だと前々から仰っていたじゃないですか???」
さゆりが?マークを沢山つけて疑問に思う・・・。
「それが・・・。彼女、琴音様の運命の相手を
占って差し上げたらしいのよ・・・。」
「占う???」
「そう!!!」みゆなとゆいこが声をハモらせた。
「お相手は美少年2人のうちどちらか・・・とか。
それって・・・。千尋様か氷雨様のどちらかじゃないかって。」
「琴音様はそれで有頂天になってしまって・・・。」
「ああ・・・・・・。」
3人は同時に呆れてため息をつく・・・。
「2人のうちどちらかではなく、どちらも!!ですわね?
ミソノさん!!!」
嬉しそうに占い師見習いのおかっぱ少女に喋り続ける琴音。
「ええ・・・。確かに・・・。2人の男性と・・・。
縁があると・・・。出ました・・・・・・。」
ミソノは水晶玉を手に持ち、如何にもな占い師・・・という
雰囲気を醸し出していた・・・。
ただ、雰囲気は抜群だが暗いので勢いに欠けるというか、
迫力がないのが欠点である。
「むっ?!!!」
ミソノは手に持った水晶玉が光っているのに反応した。
「どういたしまして?!!」
ずずいっと前のめりで話しかける必死な琴音・・・。
「今、・・・。2人のうち1人がこちらに・・・。」
そう言った直後・・・!!
バーン!!と池之宮邸の窓が勢いよく開き、
ビュー!!と雪が流れ込む・・・。
「これは!!氷雨様っ!!!」
現れたのは雪男見習いの氷雨だった・・・。
続。
新キャラ、桃園ミソノ。
彼女は超能力を持った占い師見習いという設定です。
3人娘の他に新たにお付きのものという設定で
琴音に仕えます。次回どうなる???




