メリーゴーランドの甘い罠・・・。
前回からの続きです。
メリーゴーランドに乗り込む2人。
かぼちゃの馬車の様な乗り物を選択。
(どうせなら映画や漫画みたいに馬に乗った方が
ラブラブっぽくてよかったかな・・・。しまった・・・。)
千尋は少し後悔したが次の瞬間そんな後悔も吹っ飛んだ。
「私・・・。遊園地ってあんまり来たことなくて・・・。
こんな風に千尋と一緒に来れてうれしい・・・!!」
はにかみながら幼い少女の様にそう彼に言う・・・。
どきゅーん!!
(おさまれ!!僕の心臓ーーーーーっ!!)
いつになく可愛い女の子になってしまっている彼女は
乗り物に乗りながらウキウキしているのか鼻歌まで歌っている。
「ルールー♪きょうはなんだかたのしいな~♪」
ドキューン!!
(可愛すぎるだろおおおおお!!!)
彼女の可愛い笑顔を見ていて・・・。
彼は自分の衝動が抑えられない・・・。
「ルンルン・・・♪千尋・・・?なに・・・」
夏菜の言葉を遮るように、千尋は夏菜の腕をつかみ、
少しだけ彼女の唇に触れた・・・・・。
メリーゴーランドが止まる・・・。
夢の終わりを告げるかのように・・・。
乗り物に乗りながら・・・。
まあこんな感じで2人の距離は自然と縮まっていきます・・・。




