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スケートできるしあわせ
前回からの続きです。
10月某日。
神崎神社にて・・・。
「うわー!すごい!!まだこんな季節なのに
神社のお庭が凍ってるよー!!!すごいすごい!!」
小さな子供がはしゃいで大声で喜びを表していた。
「やるじゃない。雪女。」
秋乃が軽い口調でそう言うので
雪女の「雪路さん」は
「雪女と呼ばずに名前で呼んでほしいところですね。
まあ、私たち山の神にかかればスケート場なんて
お茶の子さいさいです。」
クールビューティーな雪女の雪路さんは
冷ややかながらも得意げに古臭い言い回しをする。
「ほんとにこれ、儲かるの?」
夏菜は怪訝な顔でそう呟いた。
「まあ、露天で儲けましょ。それに・・・。」
「スケート場のチケット(手作り)500円になりまーす!」
千尋少年はにこやかにチケットの半券をちぎり、硬貨の500円をせしめる。
子供にはややお高いがそうも言ってられないのも事実・・・。
お客さんは既に10人ほど集まっていた。
夏菜たちも露天でフラッペをふるまう。
「スケート場でフラッペって寒そうよねぇ。」
ぶつぶつ言いつつも少し楽しそうな夏菜。
「わー!!凍ってる凍ってるー!!」
子供たちはスケート靴持参だったので楽しそうに滑る。
その様子を見ていて心が和む夏菜と千尋。
続。
やっと本題に入れました。
次回少し盛り上がるといいなと模索中・・・。




