32/76
ブリザード・ブリザード③
前回からの続きです。
事のいきさつが段々と分かってくる。
秋乃は神社を盛り上げるためにわざわざ雪女と雪男の姉弟を
呼び出し、その氷の能力で「アイススケートで楽しもう会」を
企み・・・ではなく(笑)、企画したのだ。
「だって私の占い稼業最近儲からないのよね~・・・。
世の中不景気じゃない?誰も胡散臭いものにはお金を落としてくれないのよ。」
秋乃姉さんは物凄く切羽詰まっていたようだ・・・。
「だからって何も私に事前に何の相談もなく!!!」
「お怒りはごもっともだけど。しょーがないじゃない?
神社自体が「物の怪神社」呼ばわりだからお参りにも来てくれないし。」
「う・・・。」
ここは言い返せない夏菜。
神社の中に入り、こたつで暖まりながらの相談話。
続。
何故こうなったか、次回はもっと面白く書けるように頑張ります。




