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てきとー転生英雄譚  作者: 腐れ紳士
てんせいのしょう
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そのぜろ

 ふと目が覚めるとそこは知らない天井だった。

 と言うか、視界がぼやけてよくわからない。眼鏡はどこだ?

 そこで気がついた。体が動かない。

 拘束されているわけじゃない。思うように力が入らない感じ。今までどうやって起き上がってたのかが思い出せない。


 と言うか、なんか俺の手小さくね?




 どう見ても赤ん坊です本当にありがとうございました。


「な、なんだこりゃああああああ!?」


 悲しいかな。赤ん坊ではそんな魂の叫びを上げることも許されず、ただおぎゃあと泣くだけであった。

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