せかいせってい
毎度おなじみ俺得設定。
とはいえ、こちらは、特に度量衡などの単位系はそのまま使うため、読んでおいてもいいかも。大体雰囲気でなんとなくわかるようにしてみるつもりですが。
◆暦◇
この世界における一年は364日。事実上地球とほとんど差がない。
一日の長さも地球と同じであるため、もし地球人がこの世界にやってきたとしても、彼らの年齢とこの世界の人々の年齢は同じと見て問題がないだろう。
七日で一週間という風習はこちらにも存在するが、月の数え方は4週間、すなわち28日周期となる。これを13か月巡りで一年とするため、一年は364日となる。
一年の各月の名は次の通り。
始まりの月――地球における3月1日から始まる。暦の上では春の始まり。万等節がある。
花見の月 ――地球における3月29日から始まる。
若草の月 ――地球における4月26日から始まる。
降雨の月 ――地球における5月24日から始まる。暦上、この月は雨期(梅雨)とされる。
残雨の月 ――地球における6月21日から始まる。暦の上では夏の始まり。
白雲の月 ――地球における7月19日から始まる。ちょうど海開きの気候だが、海水浴の習慣はあまりない。
朱夏の月 ――地球における8月16日から始まる。短期間だが、1年で最も暑い期間がある。
収穫の月 ――地球における9月13日から始まる。その名の通り農作物の収穫期。暦の上では秋の始まり。
謝肉の月 ――地球における10月11日から始まる。月の頭に謝肉祭がある。
降霜の月 ――地球における11月8日から始まる。
生誕の月 ――地球における12月6日から始まる。この月の18日は聖パミラの生誕祭がある。暦の上では冬の始まり。
玄冬の月 ――地球における1月3日から始まる。
終わりの月――地球における1月31日から始まる。
同様に、1週間の各曜日の名も次の通り。
スペビアの日(月曜)、インヴィアの日(火曜)、イーラの日(水曜)、アーケディアの日(木曜)、アヴァリツィアの日(金曜)、グーラの日(土曜)、ルクスリアの日(日曜)
グーラの日とルクスリアの日は働かず、ゆったりと食事をし、休暇を取ることが一般的(職種にもよるが)。
また、誕生日の概念はなく、全員が年始に1歳歳をとる。生まれたときは0歳。
◆時間◇
1日を「刻」という単位で8分割する。概念としては地球の「時間」に相当するが、実際の長さは一刻が3時間に相当する。
各刻の呼び名は次の通り。
始まりの刻(午前6時)、労働の刻(午前9時)、天頂の刻(午後12時)、休息の刻(午後3時)
終わりの刻(午後6時)、眠りの刻(午後9時)、深夜の刻(午後12時)、霊集の刻(午前3時)
一般的に、多くの商店は労働の刻から終わりの刻まで営業する。また、各刻の始まりは神殿が鐘を鳴らして知らせる。
他の時間の長さを表す単位には、「拍」が存在する。1拍は1秒に相当する。一方で「分」にあたる単位はまだ存在していない。
◆度量衡◇
全体的に地球の単位と基準が全く同じ。設定上はただの偶然だが、ぶっちゃけ度量衡の基準を変えると読者がイメージできないという作者の都合です。
●キ- 各単位の前について補助する用語。地球におけるキロと同じで1000倍。
●セ- 各単位の前について補助する用語。地球におけるキロと同じで100分の1。
●グラ 重量を示す単位。地球の単位におけるグラムと同じ。
●メルト 長さを示す単位。地球の単位におけるメートルと同じ。
●リータ 容量を示す単位。地球の単位におけるリットルと同じ。
◆地域設定◇
各地域の設定です。
●ルーレシア大陸(大陸)
この物語の舞台となる大陸。中央にあるドルメキア帝国を中心に複数の国家がひしめいている。
歴史上、他の大陸はあるはずだが、現在のところ交流はない。
●ドルメキア帝国(国家)
ウィルの故国。歴史においては大陸の頂点に君臨する帝国の第四王朝目にあたる。
大陸の頂点に君臨する、とはいうものの、大陸中のすべての国家が無条件に従う絶対体制ではなく、支配地域は大陸の10分の1程度でしかない。しかし、それでも大陸で最大の領土と国力を有する国家であり、多くの周辺国が事実上の属国と化しているためその総合力は大陸の全勢力の3割に相当する。国家の位置としても、大陸のほぼ中央に存在するため、名実ともに大陸の中心といえる。
歴史を遡れば、「帝国」と呼称される国は大陸に存在する国家の過半以上を支配する完全なる独裁国家であったが、第三王朝の時代に起きた不祥事のせいで、中央への求心力はかなり離れてしまっている。
気候は日本のそれに近く、最も自然豊かな国として知られている。
疑問点など換装に頂ければ築城・修正するかも。