2話
うっ…
目を開けると蛍光灯が等隔並んでいる天井が…
何があった?
そういえば…
さっき、殴ろううとしたら意識がなくなって…
あれっ…今、ここはどこだ?
「うん?目が覚めたのか?」
頭上から声がかかった。
「なら、ここから降りて立って歩け!」
「へっ?」
よく、周りを見回すとどうやら自分はさっき、殴ろうとした、伊藤とかいう研究員にストレッチャーの上に寝かされたまま運ばれているようだった。
「重いからはやくしろ!こっちはお前を運ぶので疲れたんだ!
あと…
あっそうだ、拘束されてないからといって逃げ出そうとしてもここには最新の警備がされているうえ、こっちは傷つけたり、逃げ出そうとしたらすぐ殺せる許可もとってあるからささっと俺の前を歩け!」
どうやら、逃げ出そうとしたり相手に危害を加えないかぎり平気らしいのでストレッチャーから降りながら
「わかった。だが、質問してもいいか?」
「面倒くさいからひとつだけならいいが。」
と言われたので
「これからどこに行くんだ?」
「これからお前の訓練が終わるまで過ごしてもらう部屋だ。いいな?」
「これはどうすれば?」
とたった今降りたストレッチャーを指差すと
「あぁ、これか?誰かが回収してくれるから放置だ。
って訳でグズグズするなささっとあるけ!」
それ以降、話し掛けようと口を開こうとしたら睨まれたので、他にも聞きたいことがたくさんあったが言ってくれなさそうなので仕方なく目的地まで黙々と歩いた。
どうやら研究所は地下に作られているらしく窓はなく周りは無機質なコンクリートと白い蛍光灯ばっかり所々ドアがありいろんなプレートがかかっており、
『第7研究室』『第8研究室』…『第64研究室』…『俺の嫁室』『ガチムチ兄貴室』…『射撃場』『格闘場』etc…
途中、目的がよくわからないプレートがかかっていたり変な声が聞こえたりと少し気になって止まりそうになるたびに、「止まるな」とか「はやくしろ」などとせかされた
…
でもなんか気になるな~もし覗ける機会があったら覗いてみようかな?
等といろんな事を考えながら30分程歩くと
『機械兵TYPE177シリーズ』
と書かれたプレートが廊下に張ってありそこからたくさんのドアがありそこを進むとやっと『259』と掛かれたプレートが張ってある一つのドアの前で止まった。
「ここがお前の部屋だ。あしたは朝に迎えをよこすからそいつについてこい。」
ガチャ…
「えっ?」
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約10日ぶりの投稿です。
なかなか、書く時間がない・・・
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