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プロローグ
西暦20XX年人口増加と各国の長引く不況や資源の現象による複合的要因による第三次世界戦争が起き最初は人間が戦っていたが1年目で世界の総人口の20パーセントが二年目には35パーセントもの人口が減った。だが、1年目の中盤には各国とも自立型兵器を使いある国がヒューマノイド型を戦場で使うようになり、そうすると各国もそれの改良をし性能を上げていった… そしてある所で自我を目覚めさせる研究をしている所があった。そこで自我を目覚めさせた機械兵の物語である。
ある山の中腹の擬装した山小屋の地下に作った研究所での事。
「工藤博士、やっと完成しました。」研究者らしき若い男が白衣を着た妙齢の女性に言った。
「クククッ…やっと完成したか」
「では、博士起動を!」
ぽちっ…
「警告!人口培養液を排水します。」
「自己治癒促進自立型機械兵TYPE177-259起動」
ある研究所で彼女と何人かの研究員がひっそりと見守る中、一体のロボットが目を開けた…