アルクティス王国物語 ― 黒曜の姫君 ―
神に最も近い国『アルクティス王国』――金の龍を神と仰ぎ、銀の龍を邪と嘆く、世界で一番長く栄える国。その国の北に位置する山脈に川で囲まれた小さな集落があった。閉鎖的な集落で過ごす楼杏は、川に落ちて外の世界へと出てしまう。楼杏を拾ったのは隻眼の青年と銀髪の少女と白銀の獣、険しい山脈を旅する彼らは楼杏の知らない世界を持っていて、美しく不思議でどこか哀しい。「ヒメギミ」を探す見たこともない風貌の旅人たち、変わっていく幼馴染に、月夜の晩の「十五の儀式」。小さな世界で育った楼杏はいつしか、国をも巻き込む大事件にその身を投じていくことになる。 見知らぬ世界で一緒に探す、大切なもの―――
序章1 過去、それは兆し
2010/04/21 23:20
(改)
序章2 過去、それは決断
2010/04/22 02:19
序章3 現在、賽は投げられた
2010/04/22 03:26
(改)
第一章 木漏れ日(1)
2010/04/28 01:32
第一章 木漏れ日(2)
2010/05/23 02:32
(改)
第一章 旅の一行(1)
2010/05/30 07:17
(改)
第一章 旅の一行(2)
2010/06/15 17:39
(改)