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比較的最近更新した短編のまとめ場所

暴食少女は毒食の魔女に成り果てるR2

作者: リィズ・ブランディシュカ



 たくさんたべる。


 目の前にだってたくさんの食べ物があるから。


 お腹いっぱいになるまでたべる。


 だって、おなかがすくのはいやだから。


 ほんのすこしのたべものでいい。


 わたしのおなかはとてもちいさいから。


 だからほんのすこしのたべものがあればいい。


 でも、たくさんあるから。


 あるうちにぜんぶたべてしまわないといけない。


 たべないとおこられるから。


 すこしでもてをとめるとおこられるから。


 ひとからだされたものにてをつけないのは、礼儀に反するから。


 だからたべる。


 そしたら何でだろう。


 全然食べれなくなっちゃった。


 あんなにたくさんあった食べ物が、意味のないものになっちゃった。


 私は食べれるものを探した。


 とにかく探した。


 そしたら見つけた。


 それは毒だった。


 でも私にとっては食べ物だった。



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