暗い詩を書きます
もう何も食べたくはない
飲み水だけで良い
自分の環境が破壊されつつある すべてが
住む場所も消えそうだ
食べる気力さえも失えて行くようだ
ただ呼吸を出来るだけ
ましだろうか
それでも消えそうだ
すべてが
自分自身も消えそうだ
残る前に生前整理を
し始めなければ
ならないな
何も残らないように
文字も画像も動画も
消してから
衣服も靴も身の回りの品も すべて消してから
自分自身の影すら
消してから
存在していなかったようにする
ひょっとしたら
この文たちは消えないで
残り続けるかもしれない
しかし自らを消すのではなく
自分自身の環境から
消し去られようとしている
いわゆる不可抗力なんだ
そのラストの日までは
ひたすら生きることに
専念するつもりだ