表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とくまとうさぎの探偵事務所  作者: 月乃結海
2/30

探偵事務所

 なんじゃこりゃぁーーーーー


 僕が圧倒されているうちにあのくまとうさぎは、何かを企んでいる様子だった。


 ガチャガチャ

 おもちゃ箱をひっくり返すような音がしている。


 イチゴ「まずは、探偵事務所を作らなきゃね!」


 ミルク「んー、おっ!ここにしよう」


「え、ちょちょちょとまて」


 机の引き出しの一番下へ入りはじめた。


 ……


 1時間後。


 イチゴ「ま、いいんじゃない?」


 ミルク「何か小さい家具はあるか?」


 姉貴子供の頃に使っていたのがあった。


「お前ら、ほんとにここで?」


 イチゴ「わぁ、ステキ」


 ミルク「まぁまぁだ。よし、今日はもういい。」


「完全に巻き込まれてる?」


 よく見るとドールハウスの様な部屋が出来上がっている。


 これもしも、誰かに見られたら……そう思うと背筋がゾクッとする。


 ……


 何が何だかわからず


 机の引き出しが


 探偵事務所?になっていった。


 探偵事務所ってなんだよ。

 誰がやるんだ!!



 そもそも探偵ってもっとカッコイイイメージしかない。


 こんな引き出しのドールハウスを出たり入ったりする探偵なんて聞いた事もないし、テレビでも見たこともない。


 こんな探偵が存在するのか……


 ダメだ。きっと変な夢を見ているに違いない。


 とても現実にも思えないし。受け入れる気もさらさらない。


 「 あのー 」


 ……あれ、もしかして無視されてる?


 僕が声をかけたが、聞こえないのか??


 完全に無視されている気しかしなかった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ