天界 がんばれ、俺
晶「さて、今回で終了となりました」ネコ「はやっ!」晶「ちなみに、この前の問題の答えは更新スピードの速さでした………回答者ゼロ人!」ネコ「………あれ?この小説って二日で終わってないか?」晶「さて、作者が次に書く作品はどういったものなのでしょうか、それに期待しましょう!メッセージなんか受け付けてます!」ネコ「個人的に励ましのメッセージが一通着たら再始動したいとおもいます」晶「来なかったら?」ネコ「…………さぁ?」
八、
「じゃ、先生…………俺、そろそろ天界に戻りますね?」
「ああ、後のことは私に任せておけ」
公園の公衆トイレで俺は保健の先生に手を振る。
「あの二人のこと、よろしくお願いしますね?」
「任せておけ、彼女たちの戸籍はきちんと確保しているからな……じゃ、神様によろしくな」
――――
「ただいま戻りました」
俺は執事の服に着替えてジャスさんに敬礼する。
「うむ………で、怪我とかないか?」
メイド服姿のジャスさんは心配そうに俺の体を見てくる。
「ええ、これでも体は鍛えているほうですから……………」
「それで、そっちで何かありましたか?神様が変わったとか?あの神様、どこに行きました?」
俺がそういうと相手はとても面白そうな顔をしていた。
「ほら、お前の後ろに今いるぞ」
「うわ、ほんとだ!?」
そこにいたのは俺のご主人様だった。
「ただいま戻りました、ご主人様♪いやぁ、一日千秋の思いでした」
羽が伸ばせていい機会でした。ついでに、天日干しもしてきましたから。
「…………ふんっ」
ご主人様は俺の脇を素通りしていく。
おお、こわい…………
「じゃ、今日からお前の仕事を教えていくからな?」
「ええ、よろしくお願いしますね」
これから始まるであろう俺の下っ端主従関係………誰一人としてこの間に滑り込むことが出来るような奴はいまい。
「…………ああ、先に言っておくけどお手柔らかにお願いしますね」
「何を言っているんだ、お前の場合は私だって本気を出すからな」
「………正直、勘弁願いたいです」
「がんばれ、お前ならできる」
俺はため息をつきながらも相手に付き従うことしかできないということを悟ったのだった。
「がんばれ、俺!」
俺のことを応援してくれるのは俺一人! 〜END〜




