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“夢か現か参”

“夢か現か参”


“簡単にいうと後悔したことを記憶していて、尚且つ、いつもやり直せないジレンマに襲われている俺らには関係のない話だよ”

“……やり直せる?人生をですか?その時点まで戻って?違う未来のシナリオ創り?”

“そそ。なんでも、世界線っていう1本のラインがあってな、どこかからやり直していくたびに線が増えるっていう”

“他世界なんたらってあったなぁ”

“違うし;今はそういう類の話じゃなく……そういう世界が無いとは云わないが”

“……じゃぁ、シュガーレディの仔犬みたいな?”

な?!なにそれ;もうやっぱりついて行けない。僕のメモリ……壊れてしまう;;

“あーそれ聞いたこと有るわ。ブラックボックスの中に仔犬と砂糖を持ったその飼い主をいれて、中にいると仮定される犬は何を舐める?……とかなんとかっていう”

“それは間違っても空世には通じない仔犬の話だなぁ……”

“なんで?”

“透視できるからさ……やっぱ空世最強っすかね”

“最強だとしたら、その最強を足止め出来たさっきのも時間の問題で……もうここに着ているんじゃ……”

!!!!!

忘れていた……さっきの妙な謎の音のこと。

“え、じゃ、巷を賑わせていた、すっげー過去の当時まだ空世がなかった頃に居たとされている時間旅行者の予言ってどうなのよ”

“う~~~ん。空世のある今なら当たり前の時間旅行だ、けれどあの頃に騒がれていたのは、予言系霊能者とかじゃね?情報発信としては時間旅行者ならインパクトがあり都合も良い。還った、で済むし仮に多少なり全てなり〔予言〕など外れたとしても時間軸云々の違いがとか新しい仮設のひとつになり得るかもしれないしマイナス要素が低い。と、まぁ適当な感想だけど……当時そう考えている人もいたんじゃね?”

たぶん、もう僕しか皆を現実に引き戻すというのもおこがましい;が、……居ないかもしれない。皆は話好きで盛り上がっているし……一応捕まっているっぽぃので不意打ちなどは無いと信じたいけれど……外は今、どうなっているのだろう;まさか、ココ、めた何とかってところじゃぁないよね;ここに妄想癖人が加わったらどんなことになるのだろう……もっと話がややこしくなるに違いない。……あの人の場合、90%妄想だ!!

“で。チョコ食ってくれるの?くれないの?”

頂きますよ、僕は。甘党ですし。

“いただきます”

Jさんに先にそう云い、かなり軟らかかったであろうところへ、小分けしようとしたときの彼の体温によって更にぐにゃぐにゃになったソレに手を伸ばした。

“なんと命知らずな……”

“わ、割れないようなので、ちぎりますから。等分の目安で宜しければ、このまま僕が分ぱ……”

“……契りか……いい響きだな”

!!!!!!!!!!11

“違います!!千切る!ですから。”

“まぁまぁ。”

“毒見だな、まるで;俺にも”

包み紙のまま適当な目分量で千切り、Nさんに渡した後、残りも4つに分けた。ぁ、千切った。

うん、美味。腹が減っているからなどではないと思う。

“美味いだろ?”

“ぁ~うまいっすね、みんなも食えよ”

おそるおそる皆は手を伸ばしつつも、各々の性格がうかがえる様な包み紙のはがし方をしている。意外と冷静?なのはKKさん。きっちりはがし、きっちりたたむ。そして、ゴミはきっちり胸ポケットへ。ただし……きっちり除菌ウエットに包んでからだった。その区切りはどこなのだろうか、今度訊いてみようと思う。

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