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“夢か現か弐”

“夢か現か弐”


ぁあ。Jさんも妄想癖人と同じで……説明の下手なヒトだったっけ;キレるヒトではある……ハズなんだけど。

“ぇえっと。つ、つまり……あーさっぱりry”

“……ぁ、アレですか……世界線とかパラレルワールドの話し?”

“違います、Jさんの云おうとしていることは、J氏以外のここにいる私たちはダイのような空世の精巧な成りすましであり、どこかで今を生きている本物の私は成りすましの皆と居る……ここではJ氏以外は偽物、私はここで偽物だけど私の現実ではJ氏と皆が偽物。けれど、現実は1つ”

ど、どうしちゃったのKKさん……ぁあそうか、秩序型だから無秩序な話に反応して一瞬だけ気が紛れたってところだろうか??

“それって、世界線の話で済むんじゃないの?”

“空世が起こしている現実が何通りもあるわけじゃなく、1つの仮設として今は今で、ただ違う夢を魅せられているような、しかしそれも本人には現実なわけさ”

“ぇ。誰かもっと職務式に判りやすく;”

この話し、いつまで続くのか想像もつかないな……想像もつかないってことは終わらないってことか?

“……空世がSS級レベルで、僕らは今一緒にいると空世の策略で思いこんでいるけれど、実際は空世の描いた筋書き通りの場所まで別々に誘導されていて、偽物空世と和気藹々と仕事している、、感じ?ですかね”

“ま、まぁそんな感じ”

“え。なんでそんな回りくどいことを”

“学生の卒論課題の一環じゃね?”

“卒論だな”

“ですねぇ……”

“私は、私はどこにいるの、本物の私に合わせて、ねぇねぇ、”

KKさんは、ここでは本物のような気がする……;けど、そんな精巧に本人を成りすましできるものなのかな……確かに目論んでいるのが空世なら出来そうではある、けど……?

“……ただの仮設だから、つまり、お前らがこのチョコレートを食えるかどうかにかかっているわけよ”

“なに、それ……っていうか、そこ?”

“ぇ?まってまって、J氏、それってさ、アンタひとりが偽物の可能性もある話しだよね?”

……アンタ、、って。ま、まぁいいか……なかなか本人目の前にしては云わないけれど居なけりゃいつもこんな感じだし!

もしも、もしもさ。

ここにいるのが偽物だとするならば。たとえ何を云っても……本人の記憶の改竄がされない限り大丈夫じゃね?本人はここに居ないのだから。

“ま、そうだ。実際、俺はダイに入れ替わられているからなぁ……いいから喰えよ”

“まさか。自白剤入りならまだしも、xxxとかyyyとかzzzとかじゃないっすよね”

“俺はNほど、そっち方面に長けていないぞ;”

“それは、本人なら、の話なのでは?偽物なら容易いハズ”

“そうそう。それに足止めされていて、ここに来ることになったのは元を正せばアンタが云ったからじゃね?”

“云ったが、それは地世の補助があってのことだ。だいたい、御手洗くんに成りすますのはいくら空世でも無理がある”

“なんで”

“たぶん、チップが埋まってないと考えられるのが普通世の俺らくらいの層だけだからさ……尤も、地世はチップの要らないタイプしか居ないだろうからな……やつ等も只者ではない筈”

“どうでもいいけど……やっぱり卒論なの?”

“私は卒論の餌食なだけなの?ねぇねぇ、ここはどこなの、どこをどうしたら”

う~ん……確かに。けれどレバタラや、じゃないの、の話をしていても……。普通世なんだから。だいだい今は何がどうであれ内輪もめしている場合じゃないでしょ;

僕はさ?

“ぁの、世界線って、なんですか……;”

というレベルなんだから……;

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