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“いつから……弐”

“いつから……弐”


いたって僕は。

僕は正常である。おかしいのは絶対あの上司のほう。そう、曲者だし。うん、間違いない。

“では、開始します”

……僕の顔が赤いのは、否、紅く見えるのは;たぶん日差しの所為。窓際だし、何気に室内が暑いような気がする。湿度が高いのだろうか?そんな僕の思考を他所に講習は、違和感のある曲者とは思えないような上司によって淡々と効率よく進められてゆく。

“次は映像を見ての動作にて応えてもらうので、その場に立ち____”

う~ん、実によくできた講習だと思う。否、あくまで僕は受ける側であって……けれど、この効率の良すぎるのはおかしいだろ……優秀な人だけどさ?何か家庭であったなどでなければ、天変地異の前触れかもしれない……ぁ。そういえば、出かける前に妄想癖人に云われたっけ。『雨かも、地震かも』って;まさかまじで?……活断層が駅周辺に、はしっているとかいないとか昔から棲んでいる人に勤務中に云われたことがあったっけ。気をつけてと云われたが……ど、どうやって;人は目の前で想定外のことがあったりすると動けなくなることもあるんだぞ?

“……今の動作で、なにか思うところは?”

“ほぼ問題ないと思われますが、負傷者が出ているため緊急車両を呼び忘れていること、でしょうか”

な。このタイミングでこの応え……何か意図でも有るのかよ;なんだろう、この違和感に加えてのスケルトン的な……。そう考えてみると、全て効率よく思えているのは実は僕だけだったりするのか?だが、脱線ゼロなのは確かな事実。う~~ん。もう、時間が無い。思い返してみろ?無い知恵と3秒で忘れてしまえる、ある意味便利で不都合な合理主義の記憶を今こそフル稼動させずしてどうする、僕。


_________。

判った!!!!!!!!!!!!!!!!11違和感の正体。

いつもなら、俺に惚れているのか?、そう。この切り替えし、だが、アイツは違った。

アイツは感情が、ない、たぶん、おそらく……無い無い;絶対;

つまり。

経緯は不明だが、空世の……

そう心の声がつぶやいたときだった。とても曲者とは思えない上司が僕を見た。……ぼ、僕が見続けていたのはまともに講習を受けようという意思だ、意志か?ま、まぁいい。

そして、それとほぼ同時に携帯のメール音____音というより振動だけど、その間隔設定で相手が誰からなのか判る。細かいことはおいて、妄想癖人からだった『そのひとヤバイって、ヤバイって、伝えてって、伝えてって』なにがだよ、もう;短文なのはいいが、意味不明なのは困る。

“キミは、報われないと仮定された努力をいつまで続けることが可能なんだ?”

ぇ?なに、それ;

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