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“*R日”

“*R日”


深夜。

突然呼び出されたりするのがこの職にもある。資格持ちでないとまずい場合が多か

ったりもする。殆どないけれど稀にあり、緊急を要するのが常であり因みに今日は

どこぞの水道管の破裂だかなんだかで……夜勤担当者が別の業者に急遽担当するこ

とになったため僕の電話がなった。出なきゃ良かった……。簡単な消去法で、家族

もち、特に妻帯者をひかれる……そういうことだ。


予想はしていたけれど、やはりテラノ組だった。作業員のひとり?が、ちょっぴり

何かにイラついたためいつもより『力』が入ってしまったらしい。そのため、地下

に振動が予想以上に伝わり今に至る。かなり必至に謝っているので……なんていう

か、そ、そんなに気にしなくていいのに……水だけで電気系に影響はなかったし、

この時間帯にテラノ組だとわかっていて許可をだしている州に問題もあると思うし、

辺りには民家などなにもないから……ま、まぁ、判らなくもない。けど、あの水道

管を破裂って・・・おそるべし、テラノ組!!


“・・・・・・・・・”

言葉の通じないまま勤務をするけれど、夜勤で僕らの武器は光る!!以前、同僚の中

で剣に見立てて剣劇なるものを始めたときにたまたま当たってしまった鉄のポール

で見事に折られ使い物にならなくしていたところを見かけたことがある;ベストに

も反射鏡のようなものがついているが……あれはどう遊ぶのか興味があるにはある

が、いつかあの紅い目を刺激しないのか根拠のない不安におそわれそうでもある。

ただ、立っているだけな感じの今日の勤務はそれを除けば比較的マシだと思う……

こんな時間のこんな場所、人は流石に通らないだろうと。

そんなとき。

見慣れない業者をみた。見慣れない工事車両?のようなものと、移動車と……夜間

だから、ただ移動しているだけなのかもしれない。ただ、今夜この辺りで他の業者

関連の工事などはないと聞かされているだけ、なわけで。

“あやしい……”いつもはテラノ組と戯れる足元のコイツが、やけにその移動箇所

辺りを警戒しているかのように、身を低くかがめてそんな体制をとって、、、、;

ただ寝ていただけのようだ。そういや、そんな時間だよな;テラノ組も警戒はして

いないようだし……気のせいだなと、考えることにした。

星がとても蒼く輝いている。ここの空気は澄んでいるのだろう……かなり砂埃は酷

いけれど;;

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